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第六話 カルタ幻想

もう6月かぁ。


あ、どうも!

おっすオラ、龍二です!


今日は学校で何故かカルタ大会があるんだ。

時期違いも甚だしいが…


これは、俺のクラスのお調子者、加藤の一言から始まった。



「梅雨長いしさ〜、ジメジメして何もやる気しないよなぁ〜!

 俺の大好きな(サッカー部の)部活も出来ないしさぁあ!!

 こういう時はトランプとかウノとかしたいよねぇ〜……

 でも、トランプもウノも俺苦手なんだったわ…」


「じゃあ何したいの?加藤は」


「そうだなぁ…カルタ!!!カルタだよ!!!!!!!」



で、加藤はそれを先生に言いに行き、



校内カルタ大会が開かれる事となった。



凄い話だわな。



「じゃあ読みますね〜」


体育館で行われたカルタ大会。


ルールというか法式は、体育館に一対一で向き合った生徒達がいて、

体育館の前のステージに読み札を読む奴がマイクで札を読む。

それを俺たちが取るッ…!


それだけのことだ。



俺の対戦相手はD組の丸山健まるやまけん

通称“マルさん”。



「ふっ、マルさん…この勝負貰ったぜ!」

「神田君、僕の実力ナメたら痛い目見ますゼ?」


遂に読み札が読まれる


「“さ”かだちを している子供に クロスチョップ……」


“さ”か…!!!

見つけたぜ…


バシッ!!!


「しまっ…」


「残念だったね神田君♪」

「ちくしょっ…」


札はマルさん寄りだった。


今回が駄目だっただけ…

そうだ、次回は…



「“す”てきだね 君の笑顔が まぶしいよ 」


今度は“す”…!!!

これは俺の目の前だ…!!


いただいたッッッ!!!!



バシッ!!!!



「なっ!?」

「ふっふっふ…甘いよ神田君…」


何故だっ!?


奴の強さのワケとは一体!?


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