高校暴走編4
実はこの寮には一室一室に小型カメラが一個だけつけられていたのだった。
Gロウはその瞬間、背筋が凍りついた・・・
自分の犯罪だけがばれてしまったのだから。
次の日、H高にGロウの姿はなかった。
「ここに入れ!!」
Gロウ「はい・・・」
彼の居場所は少年刑務所であった。
彼の名は少刑にまで轟いていた・・・
すぐにほかの少刑の人間はGロウのうわさを言い始める。
アイツって害児なんやろ?
いや害児らしいんやけど、ふつうの中学行ってるらしいで。
↑こういう会話が一日中続いていた。
次の日、Gロウは早朝6時にたたき起こされた。
少刑ではいつも朝の体操があるのである。
その後は自由行動であった。
Gロウは、体操が終ったあとすぐ受付へ走った。
それは自分の受刑期を聞きに行ったのである。
・・・・・
・・・・・
・・・・・
注目の受刑期は1か月であった。
そして彼はすぐ自分のへやに戻った。
すると自分の部屋に見知らぬ3人がいた。
Gロウは少しびっくりしたが普通に聞いてみた。
Gロウ「なんでおるん?」
3人のうちのA「お前なにタメ口聞いてんだよ・・・」
GロウよりもAは身長が低かったが
Gロウはひょったらしい・・・
Gロウ「は・・・はい。」
B「なんでここに居るかって?」
Gロウ「はい。」
C「お前・・・殺しに来た。」
A・B・C「こいゃ・・・」
Gロウは寮のトイレに連れ込まれた。
H中ではいきがっていた奴もさすがに
本物にはビビったらしく、声も出ていなかった。
そのあとGロウはBとタイマンを張って
もちろん結果はボロ負け・・・
そのBというのは、南地区ではかなり有名な人間で
名は中西というものであった。
次の日も・・・
次の日も・・・
次の日も・・・
ボコにされて過ぎて行った毎日だったが
10日を過ぎる頃彼のカラダはボロボロだった。
あまりの始末に監視官も病院に連れて行き
次少刑に来たら、帰れないという理由で彼は特別に釈放された。
一週間後彼はK高にいた。
その高校は定時制で彼は昼はボロ旅館で働き
夜は勉強という生活を送っていた。
三日が立ったある日・・・
Gロウは急に先生を殴った。。。。。
Gロウはもちろん停学だった・・・
一週間後彼は高校へもどることを許された。
そこからGロウのすさんだ人生が始まることになった。
そんなとき、ある事態がGロウを襲う・・・
実家のクレーマーババァが倒れたのだ・・・
病名は心筋梗塞であった。
Gロウ家はやけに金持ちぶった生活を送ってきたので
偏食であった・・・
容態は最悪・・・
医者「もう少し発見が早ければ・・・」
Gロウ「どういうことだ(明紀風にいう。)
医者「言いにくい話ですが、ババァはもう長くありません・・・」
Gロウ思わず絶句・・・
さてボロ旅館の運命やいかに!!
心筋梗塞の理由はまずそれである。