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~友無き青春~  作者: ~友無き青春~ 制作委員会
8/11

高校暴走編3

Gロウ「い・・・いえ先輩のタオルがグランドに落ちてたものですから・・・」

坂井「そうやったんか、ありがとさん。」


Gロウはその時思った。

コイツはバカだ・・・

↑もちろん自分もバカ以前の害児なんだがw

次の日・・・

Gロウが坂井先輩の部屋に無断で入ったことが

もう部の中でうわさになっていた。

Gロウという言葉が周りで飛び交っていた。

そのたびGロウはドキドキしていた。

まさか坂井は俺が盗みに入ったってことに知ってたけど

その時は言わなかっただけかと

ずっとGロウは考えていた。


練習が終わるころ・・・

2年生に3年生が命令していた。

それに対してGロウは思った。

盗んだのは3年じゃないのかも・・・と


そしてGロウはまた夕飯時行動を起こす。

今度は2年の前田というマジメな先輩の部屋に忍び込んだ。

ガサガサ・・・

ガサガサ・・・

前田先輩のカバンの中には2万3000円入っていた。

Gロウはこの時大きなミスを犯したことにまだ気づいていなかった。

いやこのミスは誰にも気づけなかったであろう。

23000円が自分の手元に返ってきたことで有頂天になっていた

Gロウだったがその日が史上最悪の日になったのである。

練習終了後、監督に呼ばれたGロウであった。

質問は昨日の晩飯時どこで何をしていたかということだった。

その質問に対してGロウは、ふつうに飯を食ってたと答えた。


次の日練習には前田先輩の姿がなかった。

Gロウはそこまで気に留めず、練習に打ち込んでいた。

練習が終わり寮に戻ると、自分の部屋が差し押さえられていた・・・

そこには3人の警察官と前田先輩が立っていた。

Gロウの頭に一つの文字が浮かんだ・・・

「バレた」

部屋に入ると警察に話しかけられた。

警察A「君がGロウ君だね?」

Gロウ「は・・・はぁ」

警察B「私たちはこういうものだ!(警察証明書をかざす)」

Gロウはその時思った、先に盗まれたんだ

俺は悪くないぞ!

↑この考え方は彼をやがて彼を殺すことになってしまった・・・


まずそのあとGロウは取り調べ室に連れられて言った。

そこでいろいろな取り調べが行われたが

Gロウは前田の部屋にはいってないと言い張るのに対して

警察側はまるで証拠でもあるかのように本当か?と問い詰めてくる。

Gロウが念入りにウソをついた後・・・

警察はいったん間を置きもう一度聞いた。

Gロウは最後にビビりながらも入ってないといった。

すると警察AがBにアイコンタクトを送って

Bが別室に移動した。

5分後・・・

Bが戻ってくるとBの片手には一枚のDVDがあった。

BはそのDVDをDVDレコーダーに入れると

速攻で再生ボタンを押した。

するとそこには、あの日前田の部屋に忍び込んだときの自分の姿があった。

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