高校暴走編2
彼は今寮長室にいた。
寮長「だから入寮する前に言っただろ!」
Gロウ「は・・・はい」
寮長「悪いがこれは毎年のことだ・・・」
Gロウ「お金はお金は返ってくるんですよね・・・?」
寮長「返ってこん・・・」
Gロウは唖然とした。
その高校ではもうGロウの名はかなり売れていた。
まぁGロウのイメージと言えば
害児、ブランコ(中日の)、デコニキビなどがある。
彼のそこでのイメージはこういうものだった。
かっこいい・・・
彼は自分でこういったことがある。
「俺のお父さんが俺生まれたときにジャニーズいれよか?」
と自信ありげに自分の自慢をしていたw
まぁほかにもいろいろあるんですが・・・
彼は、女ウケのいい顔であった。
後輩にも告白されるしw
カネの話に戻ろう。
Gロウはキレていた。
そこでGロウの選んだ手段はこうであった。
「先輩から盗み返す。」
彼は満月の夜に自らの決意を月に誓った。
次の日・・・・
練習は始まった。
一年生はグランドの走り込みからであった。
H高の一年生にスケジュールについて説いておこうと思う。
早朝5時起床(一年のみ)
6時先輩を起こす。
7時朝飯を食う。
8時練習開始。
8時練習終了。
9時晩飯。
11時消灯。
けっこうハードなものがある。
Gロウは晩飯時がチャンスと見た。
晩飯時、先輩がゴハンを食べているときに
先輩の部屋に忍び込むことにした。
そして初日の練習が終わり一年は疲労で死にかけているとき
Gロウ一人はかなり元気だった。
夜9時10分ごろ彼は、坂井先輩の部屋にいた。
その先輩というのは、悪いことで有名だったが
野球を始めたことで丸くなったらしいのである。
そして運命の時が来た・・・
彼は盗むのは何回目だろうか・・・?
彼は中学の時にも一度近くのスーパーで
万引きをしている。
彼は今までになくドキドキしていた。
ドゥックン・・・
心臓の音が聞こえていた・・・
彼は念入りに周囲を警戒してから
坂井先輩のカバンを探り始めた・・・
Gロウの金はどこにもなかった。
ガラガラ・・・・
パチッ(電気をつける音)
坂井「Gロウ、テメー何してんだぁ?」
Gロウはどうするんだろうか・・・