~中学葛藤編2~
Gロウ姉「はいはい?」
北出「お母さんおるか?」
Gロウ母「はいはい先生今日はどのような用件で?」
北出「(あんたが呼んだようなもんやろうが!!)
Gロウ母「あぁ・・・Gロウのことですか。」
北出「調べたとこによるとやったのは同級生の野球部ですね。」
Gロウ母「やった子を連れてきてください。私たちでやってやりますから」
北出「いや、そういうことは学校で解決しますから。」
Gロウ母「そちらに任せていいんですね?」
北出「はぁ・・・はい。」
北出「じゃあ今日はこの辺で帰ります。」
次の日
1年A組では朝のHRが行われていた。
Gロウ・・・Gロウ
担任「来てないのか・・・」
担任「えー・・・おとといですかね、うちのクラスのGロウ君が集団に襲われました。何か知ってる者はすぐ先生の所に言いに来てほしい。」
担任「野球部は相談室へ集まりなさい。」
野球部「え・・・バレたんちゃう・・・」
野球部が相談室へ移動すると・・・
1A担任「おととい君たちは何をしていたんですか?」
1B担任「だからよぉお前らがおととい何をしとったんなってきいとんじゃよ。」
ガラガラガラガラ・・・
北出が来た、彼は一応うちの中学校では体育教師だった。
北出「お前ら、Gロウになんかしたんちゃうんかってきいとんのよ。」
生徒H「なんで俺らって決めつけてるん・・・ブツブツ・・・」
北出「何を言うとるんじゃぁ(怒)」
・・・・・・・・・・・・・・・・
キーンコーンカーンコーン・・・
1A担任「まぁ君たち授業に戻りなさい。」
教室に戻ると一人のうるさいやつがいた。
生徒D「え・・・なになに???」
一つの中学校には1人はこういうウザいやつもいるものだ。
放課後・・・
野球部はまた相談室に召集された。
1A担任「でおまえらじゃないんか?」
↑この教師は放課後になると関西弁に変化するのだw
野球部「いや・・・・しらないです。」
ガラガラガラ・・・
Gロウ「おまえらやろうがよ!!ウソついとんちゃうぞ!!」
1A担任「コラ、Gロウもどれ。」
北出「お前らはよゆうたれよ、Gロウがかわいそうやと思わんのか!?」
生徒Y「僕らがやりました。」
野球部一同にざわめきがおこる・・・
北出「一人ずつ職員室くるように。」
職員室にはひとりひとり親が呼ばれていた。
もちろん彼らは悪いことをしたのだが・・・
次の日・・・
Gロウは今日も部活帰り一人だった。
この事件を期に彼は余計に孤立していっていた。
そこで彼が考えた必殺技は金で友達を作るというものだった。
彼の名言の中にこういうものがある。
「おごってやろうか?」
これはこの時に生まれたものである。
しかしそれは周りの友達に巧みに利用されて
おごらせられている使いのいい友達という感じになってはいたが
彼は少しだけ周りになじめていたいってた。