表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
~友無き青春~  作者: ~友無き青春~ 制作委員会
1/11

~中学葛藤編1~

今彼は、一人河原ですわっている。

川を眺めていた。


彼は、小学校のころから少し変だった。

私が覚えている中では、おかしくなり始めたのは小2あたりだったと思う。

彼はそれぐらいの時から、授業を抜け出したり先生に反抗したりキレたりしていた。

ひどかったのは、小5か小6の時かな・・・

手にカッターナイフを忍ばせて友達に

「握手しようぜ」

と言って手を重ねた瞬間に自分の手のひらを自分のカラダのほうに向かって引き

その友達の手のひらは、一瞬にして血だらけになった。

彼は、その他いろいろなG行動(少し健常者とは違う行動)をとってきた。


この小説はそのG行動のすべてをおさめた珠玉の小説なのである。


ここはとある中学校の入学式である。

彼は1年A組で私も1年A組だった。

担任はけっこうコワい先生でGロウ(本編の主人公)は少しビビっていた。


入学して少し経ったある日の一年廊下・・・

ボコボコ・・・

ボコボコ・・・

一人目の犠牲者だった、名は南という男だった。

南は弱いくせにイキがるタチで同級生からも少し嫌われていた。

南はほとんどGロウに何もしていないのに一方的にケンカになったらしい。

↑ここまではノンフィクションであるが↓からはフィクションも入っていく

その帰り、彼は一人だった。部活友達も彼を極端に毛嫌いしていた。

だからいつも彼は、下校時は一人だった。

そのいつもの帰り道でのことだった。

前から不良がやってきたのであった。

5人ぐらいのグループで、近隣の不良交からも結構狙われていたGロウであったが

不良や先輩の前になると、ビビるというシャバゾウだった。

もちろんボコにされていた。

彼は気づくと歩道橋の下で横たわっていた。

あたりに目をやると、家の方向から一人の老婆が走ってくる・・・

彼のおばあちゃんであった。

彼のおばあちゃんは、同級生にもよく知れたモンスターペアレントであった。

その例と言ってはなんだが一つ事例を紹介しておこうと思う。

小学校の時、掃除箱の上は天井ウラになっていて、石田というやつは天井裏に出入りしていた。

彼は懐中電灯を持ってくるわけでもなく、ちっちゃい一つのキーホルダーを持ってきていた。

私がそれどした?

と聞くとGロウにもらったと言っていました。

その1週間後ぐらいに石田の家に一本の電話がかかってきたらしいのです。

内容は、Gロウのおばあちゃんがキーホルダー返せとすごく怒っていたらしいのです。

ほかにもまぁいろいろとありますが、ここではこのぐらいにしておきましょう。


Gロウ祖母「どうしたの?今学校から電話あったのに帰ってこないから・・・」

Gロウ「いけるって・・・(怒)」

とか言いながら彼はばばぁにおぶられていた。

家につくと、母親の怒声が響いた。

「まったく、学校はどうしてすぐみつけられないの!!」

ずいぶん怒っているが、自分の子供が起した問題(南のこと)のことは忘れてしまっているようだ・・・

トゥルルルルルル・・・

Gロウ母「もしもし、どちら様ですか?」

南・母「もしもし、謝りの電話はおかけにならないのですか?」

Gロウ母「いえいえ少し立て込んでいて忘れてしまっていました。」

・・・

・・・

・・・

次の日・・・

学校・・・

「もしもし、お電話変わりました。担任の北出です。」

北出という人物はGロウを語るのには必要不可欠な人物である。

彼は野球部の顧問であり、Gロウの顧問でもある。

彼は、とてつもなくGロウをひいきする。

その理由の一つと考えられるのは、野球部への寄付であった。

さすがにボールを何ケースも寄付されると、ひいきをしなければならなくなるのでは

と私は考えたのです。

Gロウ母「なぜ学校側はそんなに対応が遅いんですか!!?」

北出「いえすいません。私が欠勤していまして」

Gロウ母「すいませんじゃすまないわよ。うちの子は大ケガしてるのよ。」

北出「すいません、今日そちらへうかがわせてもらいます・・・。」


ピンポーン・・・

インターホンが鳴った。

北出「ごめんください、Gロウ母さんいますか?」

「はいはい」

玄関から出てきたのは、Gロウの姉であった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ