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詩集

誰も知らない物語

作者: 楓 海

 読んで戴けたら嬉しいです。

 私は太陽の子宮からうまれた

 大地を見つけ海を巡る

 森を駆け抜け

 草原に降り立った時、恋に堕ちた


 何も無い地上の果て

 それは蒼く、炎の様に揺らめき

 手招くように光る水面

 二羽の鳥が絡み合う


 母なる子宮は水平線を照らし

 雲の隙間から赤く手を伸ばす


 彼らは地上を愛し、恵みを受ける

 呼吸は島々を揺らし水を濁らせ

 崩れた岩は水に飲まれた

 この営みの向こう側は無音


 誰にも聞こえない物語

 誰にも見えない風景画

 存在しながら存在しない

 知っているようで誰も知らない


 恋に堕ちた

 恋に堕ちたの

 愛を知った

 愛に溺れたの


 慈しむ私の心は届かない

 悲しむ私の心は無情

 熱が浸透して来るの

 そして雪は溶ける事を知るの


 季節と共に色は重なり

 永遠に近い時間が

 偉大な宇宙に包まれて行く

 読んで戴き有り難うございます。


 99パラダイムが解散するみたいです。

 凄く残念です。

 千皓くんに逢えないのは淋しいです。(TT)

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― 新着の感想 ―
[一言] とんでもなく壮大な物語の詩ですね…!太陽の子、というとすごく宗教チックな宇宙のイメージが湧きますが、その一方でそれを太陽の恵みにすると収穫の喜びのようなものも感じられて…。読み方一つで印象の…
2023/11/10 01:28 退会済み
管理
[良い点] 文芸的な [気になる点] 詩なのね [一言] 執筆お疲れ様です。 物語ってタイトルだから、小説かなって(笑) 文芸作品ですね!
[良い点] 太陽から生まれた女神が、 大地に恋をし、 炎のようにゆらめき 2羽の鳥が絡みあう ように愛しあう 誰も見えない 誰も聞こえない この事はふたりしかわからない 美しく、壮大なイメージ…
感想一覧
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