詩(短編) 足元 作者: 少々 誰かのリアルを覗くこと、誰かの作品を見つけること、誰かの言葉を読むこと、それは上手くいかない自分を慰めるためなのか、滾らせるものなのか、爆発させるためなのか、自分にしか出来ないだろうことを探す中で出会ったり離れたりを繰り返して、自分に合う人間を求めているのか、一枚隔てたところにいる想像と現実を織り交ぜた幻を作り出したいがために触れようと足掻いているのか、繋がっているようで繋がっていないような、 結局のところ、ただただ自分の足元を確認したいだけなのかもしれない。