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5話 初めてのクエスト(トラウマ)

今回は天使ちゃんが出て来ません^^;

ゲームをログアウトして、時計を見るとそろそろ午後6時になりそうなのでさっさと夕飯の準備をする、自分は独り暮らしをしてるわけではないのだが・・・今は父の仕事が忙しすぎて、ほとんど家に帰って来てない・・・というかここ一ヶ月くらい会社に泊まりこみして仕事をしてる^^;

今が一番仕事が忙しいらしく・・後一ヶ月は帰ってこれないだろう(ちなみに仕事はゲーム会社に勤めてる)

母は仕事の都合で去年から妹と一緒にイギリスで暮らしてる。


今日の夕飯はちょっと手抜きして・・下拵えさえすればすぐできる中華料理にしておこうw

そう考えて、冷蔵庫からキャベツと豚肉と長ネギを取り出して・・・味噌やコチュジャン(中華の甘味噌)豆板醤などを合わせ特製の甘味噌を作り、長ネギは太目の斜め切り、キャベツを大きめのざく切りにして豚肉はあらかじめボイル(茹でる)しておく・・・準備完了♪

ご飯は炊けてるし、準備しながら簡単な中華スープも作っておく・・・・

後は中華なべを用意して・・・鍋を強火で焦げる限界まで熱して・・・後は豚肉キャベツ長ネギを一気に炒め特製甘辛味噌を絡ませてホイコーローの完成w


なかなかうまくできた・・・



・・・一人寂しく夕飯を食べ終え、明日のご飯のことを考えながら後片付けを済ませ少し休みながら【FSO】の掲示板を覗いてみる・・・


うん、天使ちゃんを見守る会の掲示板と天使教の掲示板ができてる共に自分に対しての批判など色々書かれてる・・後で言い訳・・じゃなくて色々書き込んでみよう・・・

他には攻略系の掲示板を見るが何か進むことを優先しすぎて、EXスキル(ゲーム内でクエストとかをやって手に入れるスキル)とか製造とかは後回しにしてるみたいだ・・・あれだと、そのうち詰まるのではないだろうか^^;

スキル掲示板を見ても、ランダムボックスのスキル情報のほかには、新しいEXスキルが見つかったという情報はない・・ただ、見つからないと叫び続けてるだけで混沌カオス状態になってる・・


さて・・自分もそろそろゲームに戻ろう・・昼はマリアちゃんの事があったから何もできなかったけど・・

自分は本来、生産をしながらのんびりゲームをするつもりだったし・・

町も色々見て回りたい・・・大聖堂も入り口までしか入ってなかったし・・のんびり色々めぐることにする・・



本日二回目の、ログインをする

マナさんと千華さんは入ってる・・マリアちゃんは入ってないみたいだ・・・

先ほど、また明日といって分かれたわけだし・・・特に連絡もしないで一人でぶらぶらして見る


まずはさっき中に入らなかった大聖堂だ・・・

中は大聖堂というだけあってかなり広く天井が高い、窓にはステンドグラスから光が降り注ぎ幻想的な空間が広がってる・・・聖堂に来たんだからまずはお祈りをしておこう・・


聖堂の祭壇に奉られてる美しい銀色の女神像に祈りをささげてると・・・

やけに筋肉質でスキンヘッドの神父さんが大げさに腕を広げながら・・・「おお・・信仰深き神の僕よ、よく参られた、私がこの聖堂の神官をしてる〔アームストロング〕と言う、小さな来訪者よ歓迎しますぞ」

そー言いながら、大げさに歓迎してくれる。

「最近、異界の来訪者が数多く来訪しているはずなのに入り口まで着て、すぐに引き返す人ばかりで、誰一人祈りに来てくれなくて寂しかったとこです」

やはり、神官さんの姿を見て引き返してたか^^;、

「さて来訪者よ、ここに来たのも女神様の導き・・・健全な心は健康な肉体に宿るといいます・・・ともい汗を流しながら女神様に祈りをささげようではないでしょうか!!」


ピコーン

〔クエスト:女神にささげる肉体美〕

というアイコンがでた・・・

・・・・うん

ためらいもなく、NOを押す・・・


「そうですか・・残念です、また興味があったら来て下さい、女神はいつでもあなたの帰りをお待ちしてますよ」

と大げさに腕を振りながら寂しそうに語る

「誰か興味ありそうな人がいたら誘いますね」といいながら聖堂を後にする・・・


・・・あれがシークレットクエか、なかなか見つからないと聞いていたが意外と簡単に見つかったなーと思いながら、ついでに聖堂の裏を回りそのまま北門を抜ける・・・

北門を抜けた先には馬車が二台すれ違える幅の広い道の横にうっそうと茂る草原が広がってた・・


東の平原に比べて草のせいで周りの敵がよく見えないがあちらこちらで草が揺れてるので敵はいるのがわかる・・・軽く敵の種類を調べる為に戦ってみよう・・と、草原に踏み込んだとたん・・・南にもいたホーンラビットが飛び出してきた!!

あわてて避けながら、避けながら切りつけて行くが・・・

「南のウサギより、早いしなかなか死なない?」

おかしく思い詳しく見てみると

〔ホーンラビットLv4〕

うん、南のウサギより強かったw

自分の今のレベルはウルフとの戦いでLv3になっているけど・・向こうの方がレベルが上だった・・

それでも倒せないことはないので、きお付けながら何回か切りつけて倒す・・・

その時に気がついたのだが・・この草切れる

・・・そして、何故かアイテム欄に兎のドロップ品に紛れ〔雑草:雑草だけどお浸しにすれば食べられる〕

や〔薬草:HPを微妙に回復させられる草、下級ポーションの材料になる〕〔窒息草:食べると息ができなくなる可能性がある毒草、沈黙薬の材料になる〕などが手に入ってた・・


・・・・ここの草の中に薬草がまぎれてるのか・・


そーとわかれば暫くここでウサギの相手をしながら、薬草を集めていく

このゲームでは、よく調べると意外と鑑定なくても簡単なものはわかるようだ・・



・・・そーして一時間ほど集めてると〔薬草〕が100コ〔毒消し草〕が20個〔窒息草〕が15個〔微光草:微妙な魔力の宿った草、下級MPポーションの材料になる〕という草も1個だが手に入った・・・

ついでにレベルの高いウサギや身長一メートルもない緑色の肌をした人型モンスター〔ゴブリンLv2〕を相手にしてたおかげかLvが4になったw


そーしてると、徐々に空が暗くなり夜の帳が下りてくる

このゲームは、昼や夜はあるが時間自体の拡張はない一日は24時間で現実と変わらない(この世界の技術力だと時間感覚をいじってしまうとプレイヤーの健康に支障をきたしてしまう為)・・だけど昼と夜のタイミングを現実と同じにしてしまったら・・・夜しか入れない人はずっと夜のフィールとしか冒険できなくなる

なので昼と夜の時間のタイミングを少しづつ短くして昼間を12時間・・夜を6時間という感じで現実とはちょっと違った時間配分になってる・・(イベントなんかの曜日や時間は現実を基準にしてる)


夜のフィールドは敵が強くなって数も多いらしいので・・・町の中をぶらつく


南、東、北、と行ったので今度は西の方をぶらついてみるこの町は基本中央の噴水を中心に東西南北大きな道が十字に広がっていて・・大通りには露店やいろんな店舗、宿屋や食事所があるちょっと中央から路地に入ると、住宅地が広がり、たまに小さな隠れ店舗や小さな生産工房が見える・・

・・そーやってぶらついてると、何か泣きそうな顔のNPCのおばさんがキョロキョロあたりを探してる

ちょっと気になったので話しかけてみる

「すいません、どーかしましたか?」 

こっちの存在に気がついたおばさんは

「あなたは冒険者様ですか?、よかったら話を聞いてもらいませんか?」

ピコーン

〔クエスト:鬼ごっこ〕


と出た、やっぱクエストだったか・・Yes

「実は昨日から、家の子を含めて5人の子供の姿が見えないんです」

詳しく話を聞くと・・・

その5人は友達同士でよく5人で遊んでいるそうだ・・

それが昨日朝遊びにいくといったまま夜になっても帰ってこなくて・・

今日も探し回ってるのだが見つからないと・・町中探して見つからないから・・もしかしたら外に行ったのかもしれないと・・

5人は、最近西の森に行く姿をたまに確認されてる・・とのことだ・・・

町の外は危なくて自分達では探せないから探しに行って欲しいと・・・・


自分は西の森を探すことを約束した・・夜の森に足を踏み込んでいく・・・


・・・うん、何もいない

西の門をくぐったあたりでなんか違和感を感じたと思ったら森に入ってもモンスターの姿は何も発見できなかった

何かイベントフィールドに入ったみたいだ・・・・

まず門をでてまっすぐ道を進むと右手に子供の靴が片方だけ落ちてたのでそこから森に入っていく・・今はまだ夜であたりは薄暗く、風邪で揺れる木の葉っぱの音だけが響いてる・・


そんな森を歩いてると・・いきなり


もーいーかい まーだだよー


という声が聞こえてくる・・・

・・・その声の方に向かうと森の中、少し開けた場所にでる

そこの中央にある一本の木の下で一人の少年が目を隠すように木にもたれかかってた・・


彼が例の子供の一人かな?

見ててもしょうがないので近づいて話を聞いてみる

「ねえ君、町に住む子供だよね?他の子はどこ行ったの?」

そーいうと・・・

「お兄ちゃんダレ?僕たちはここで遊んでるの」

と言い・・

「まだ遊び足らないの、お兄ちゃんも一緒に遊んで?遊んでくれたら帰ってあげる」

と言うと・・森の中から四人の少年少女が現れた

「じゃあ鬼ごっこしよう!!」

「お兄ちゃんが鬼ね」

「鬼ごっこの範囲のこの広場の中だけね、じゃあスタート!!捕まえてね」

といって五人は走り出す

しょうがないから、少年達を追いかけて・・一人づつ捕まえていく

・・・・・・・



・・・・・・30分後何とか最後の少女を捕まえる


「あーあ・・・つかまっちゃった・・・」

と、残念そうにしながらも楽しそうにそー言う

「じゃあ次は僕たちが鬼ね」

次があるのかと思ってたら・・・・


・・・・・・・・・・・・


いきなり少年達の顔の真ん中から皮が剥げる様に裂けて・・・・

・・・その下からゴブリンが姿を現す・・


おぃ・・・鬼って・・小鬼ゴブリンのことか・・・


と思ってると、いきなり襲い掛かってきた!!


〔ゴブリンLv5〕

レベルが高い!!

そして武器も棍棒が二匹ナイフが二匹手斧が一匹

ただでさえ薄暗い中・・・ゴブリン五匹はつらいと思いながら

・・・避けながら少しづつダメージを与えていく・・


・・あれ?

何か昼間より敵に攻撃が当たりやすい・・・


よく見ると

〔ブラックダガーのシークレット効果が発動:夜や洞窟の中では命中率とクリティカルの確率とダメージがアップする〕

なるほど・・・黒くつや消しされた刀身は闇に紛れ敵に見えにくくなってる為か・・


そんなことを考えながらもこのチャンスを見逃さないで・・・・


右から襲い掛かってきた棍棒ゴブリンの攻撃をジャンプして避け・・そのまま三角蹴りの様に木を蹴り

その勢いのままその横にいたナイフゴブリンを切りつけ頭を狙って振りかぶって来た棍棒をバク転で避け体勢を建て直し棍棒ゴブリンの足を切りつけ倒れたことを胸を刺すそのままナイフを引き抜きながら・・二匹目のナイフゴブリンを切り倒す

残りは棍棒ゴブリンと・・あれ?手斧ゴブリンがいない・・

・・と思ってると、いきなり木の上から手斧ゴブリンが襲い掛かってくる、前転して避けながら襲ってきた棍棒ゴブリンを切り、お返しと・・木を蹴りながら登り、木の上から飛び掛るように手斧ゴブリンを切る・・


・・・うん、さすがゲーム、実際にできないような動きが簡単にできてしまう^^;


そんなことを考えてると・・・


いきなり、姿が見えないけど子供達の声が聞こえる

「お兄ちゃんつよーい」

「お兄ちゃんの勝ちだよ」

「次はかくれんぼね・・・私達を探してね」

まだ続いてるみたいだ・・

・・こーなったら最後までやらないと!!


声の聞こえるほうに森の中を進んでいくと木々がなくなり

いきなり2メートルほどの崖が現れる


その崖に1メートルほどの小さい洞穴が開いていて

洞穴の前に小さな松明が二つ燃えていてその下に破れた洋服と子供の骨が・・・五人分・・・


・・・・・・

声が聞こえる


「お兄ちゃんに見つかっちゃった」

「お家に連れて行ってね」


その骨に触ろうとすると・・いきなり光って消え・・アイテムボックスに子供の遺骨というアイテムが5つ入っていた・・


そのまま・・もとの道を戻ろうとすると・・・数分で門近くの道に出れた・・・やっぱイベントマップだったらしい・・

門を抜け、おばさんの元に向かい・・遺骨を渡すと・・・

「うぅぅっ・・・冒険者様ありがとーございました・・」

「これは少しばかりのお礼です・・・」

と・・・小さな袋に入ったゴールドとなめし皮で作られたスクロールが一つ・・・

〔クエストクリア:報酬 3000G EXスキル(気配察知)〕


EXスキルってこーやって手に入れるのか・・・

ゴブリンを倒してLv5になったので


残りSPスキルポイント

〔気配察知:周囲にいる敵の姿を感じることができる(SP3)〕

SP3も消費するが役に立ちそうなので覚えておく

コレで今のスキルは

〔剣Lv5〕〔鎧Lv1〕〔調合Lv1〕〔料理Lv1〕〔速度上昇Lv4〕〔立体機動Lv3〕〔気配察知Lv1〕

スキルが7個になった・・

それと、いつの間にか立体機動のレベルが上がってる・・

何が条件だったんだろ?


キャラが装備できるスキルは確か10個まででそれ以上取ると、控えに回される


控えにあるスキルはメインスキルと交換ができる


さて・・今日は(精神的に)疲れたから調合や料理は明日にしてログアウトしよう・・・





あくまで主人公はレイ君なので・・こんな感じのタイトル詐欺がこれからも続くかと思いますが・・・

生暖かく見守ってください


レイ君は料理は人並み以上に得意です、コレもほとんど家にいない父親のせい・・


よかったら感想も募集しております・・・誤字脱字など何でもいいので指摘をお願いします^^;


少し修正と加筆しました・・

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