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1話 プロローグ

【王国暦××××年】

ここ数百年大きな戦もなく、魔物の存在すら発見されたことのなかった平和なこの国に突如起こった、謎の次元振動の影響により、王宮地下に眠る、遺跡のゲートが突如稼動した。

この緊急事態に国王は突如稼動したゲートの調査の為、数多くの騎士を送り込んだ・・・  

しかし送り込まれた騎士は誰一人戻ることはなかった・・・ 

この状況に危機を感じた王は、国内外から様々な種族・・優れた冒険者達を集め、遺跡内の調査を依頼し、遺跡内部の重要な情報を持ち帰った者には莫大な報酬を約束した。






という下りで始まるこのゲームの名前は【Frontier Saite online】通称【FSO】

ここ数年で急激に発達したVR技術の結晶としてこのたび発売されたVRゲーム機【Nemesis】

の専用ソフトの一つで、ジャンルはファンタジーMMORPGである・・(他はサバイバル・シューティングや惑星開拓物、擬似格闘物など・・同時に5作品が発売された)


僕、音無 零は、ちょっと童顔なだけの・・ごく平凡な高校生、友達も少ないし、女の子としゃべったこともあまり無い、そんな僕がこのゲームを手に入れたのは・・・正式サービスが始まる一時間前だった・・


「ピンポーン お届け物でーす」

ぎりぎり届いたそのゲーム機の代金を支払いつつ・・説明書もロクに読まずに設定をはじめる・・・


『ゲームの設定をはじめます・・・・』

色々な設定をすませて、身体スキャンが終わりゲームをはじめるころにはサービス開始3分前まで迫っていた・・・

「ぎりぎりまにあった・・かな?」


その後はすぐに、キャラ作成に取り掛かる・・・



【Frontier Site Online】の世界にようこそ 


という機械的なアナウスとともに突如無重力的な感覚に戸惑いながら・・静かに目を明けてみると、

そこは・・・とある屋敷の一室も様な部屋だった・・


〔キャラ作成をはじめます〕

〔まずは種族をお選びください〕

いきなり自分の目の前に出て来たウィンドには、


〔人間〕

〔獣人〕

〔翼人〕

〔エルフ〕

〔ドワーフ〕

〔機人〕

〔ランダム〕(※一度決まった種族は変更できません)


という種族が書かれてる・・ 

「ん~~」

「どれにするか・・・・」

このゲームは、事前にオープンβでの公開情報は事前に読んでたのだが・・

「翼人と機人とランダムはベータの情報に載ってなかったな?」

ベータの情報だと人間、獣人、エルフ、ドワーフだけだったはず・・

その代り、獣人のバリエーションが豊富だったはず・・(猫人、犬人、狐人、熊人、などなど・・)


翼人は魔法特化の獣人・・・ 

機人は逆に魔法が一切使えない、その代りに攻撃と防御が強いらしい・・ 

ランダムは完全にランダムで・・何がでるか本当にわからない・・ここに載ってないレアな種族もかなりあるみたいだし・・


ここは・・・特にやりたい種族は無いので・・・ランダムを選ぶことにする。

ピコン 

〔ランダムを選択すると別の種族への変更ができませんがよろしいですか?〕

Yesを選択する

〔あなたの種族はランダムで人間になりました〕


・・・・・・・・・

ランダムだからしょうがないんだけど・・・せめて他の種族になってほしかった・・・

なってしまったのだからしょうがない


〔次はスキルを選んでください〕

このゲームには職業は無く、スキルの組み合わせで決まる。


レベルアップによる能力アップのほかに、剣スキルをあげれば攻撃力が上がるし、鎧や盾のスキルをあげると防御が増える・・・

魔法を使うと魔力が上がるといった具合に、スキル選びはこのゲームで強くなる為に重要な要素である・・


ウィンドに表示されたスキルは基本的な50種類くらいのスキル

意外と少ないと思うが、それがこのゲームの特徴のひとつで、最初に選べるのはほんとに基本のスキルだけで、他のスキルはゲーム内で自分で見つけないといけない、ベータテスターの情報によると見つける方法はクエストを受けたり、他のスキルの組み合わせによって見つけることができるらしい・・・・


自分は、攻略情報から選んでいたスキルを選択することにする。


〔剣〕〔鎧〕〔調合〕〔料理〕〔速度上昇〕


剣と鎧は前衛としては必須だし・・・自分で言うのもなんだけど、ちょっとしたコミュ症というか、あまり人と一緒にPTプレイとかするタイプではないので、長期狩場に篭れるように自分で薬とか料理とか作れるようにしたかった・・・

ちなみにこのゲームでは時間が立つごとに満腹度というものが減って・・ある程度お腹が減ると能力が下がってしまい・・・空腹状態が続くと・・・死んでしまうらしい・・

と言うことなので・・・長期狩をするには料理はあった方がいいはず?


次はやっと自分の分身たるキャラクターを作る工程だ・・・


〔次はアバターを製作します〕


自分の目の前にでてきたのは身体スキャナーでコピーされた自分の縮小模型みたいなのが浮かんでる。


キャラクターを作るといってもあまり変えることができなくて・・

髪型、髪色、目の色、後は・・・ホクロやシミ、ソバカスなどを付けたり消したりできるくらい・・

(他には、お腹をへこませたりすることもできるらしい)

自分は髪色とか目の色を色々試してみたが・・何せベースが典型的な日本人だし・・奇抜な色は合わなかった・・・・

流石にそのままでプレイするのもなんなので、髪を少し伸ばし後ろで軽くまとめて、白髪の赤い目にした。


〔アバター作成を完了します〕


〔お次は、名前を入力してください〕


名前は・・・ゲームプレイするときは何時もこの名前にしている。

〔あなたのお名前は「レイ」でよろしいでしょうか〕

Yas

〔以上を持ちましてキャラクター作成は終了になります〕


キャラクター作成が終わったのでやっとプレイできる。

と思った矢先に、


ガチャ

いきなり部屋の扉が開き、兵士らしきNPCが現れてこう言った。

「これからチュートリアルを開始しますが参加いたしますか?」

Yas No の選択肢がでた・・・


やっとキャラ作成が終わりました、次はチュートリアルになります。


初投稿なので、ここは変だとか、書き違いとかありましたら優しく教えてもらえれば助かります><


もうしばらくタイトル詐欺が続くかと思いますが、温かく見守ってください。

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