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温泉物語   作者: 蒼維
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源泉かけ流しの旅2

流れるまま着いてきた彼は、出入り口で団体と別れた

中へ入ると大きな広間に、椅子と机

この地のものだろうか大きな木や石……

外には青い列車があり何とも気になることばかり

そこでハッ!と我に返り

(「いかん、いかん温泉に入りに来たのに…」)と思いだし

タオルは自分のがあったため、代金を払い中へと進んでいく

すると、女湯と男湯の のれん の前に木の板が置いてあったが

(「へぇ~温泉が違うのかな………」)と板を横目に中へと入る

すぐ脱衣場で左側には、大きな鏡、服を入れる籠がある(「うん………良い感じ♪」)ウキウキしながら

一つの籠に荷物を入れ、服を脱ぎ入れ腰にタオルを巻いて中へと入る

体を洗おうと左側にある洗い場へ行くと椅子がある、が木で出来た椅子ではなく石で出来ていた


しかも床にくっついていた(「すごっ……どうやってんのかな……」)その椅子に座り

頭、体を洗う(「あ~早く入りてえ~」)桶に湯をため頭からかぶり体の泡流し

タオルを頭に乗せて、最初の湯 医王湯へと入る

「はぁ~~」なんとも幸せな声がでる

他に入っているのは、商人や村人、ドワーフまで入っていた

しばらくして医王の湯から出ると(「さて、行ってみますか……」)外の露天風呂へ行く扉をあける

季節は秋…山の中だからか少し冷たい風が体に当たる

「ぅう………さむっ……」周りを見ると左側に並んだ温泉が2つ

大きな石で囲まれている方の湯へ先に入った

「あ~~」と足の先からジワジワ来るのがわかる

「たまらん♪」石の方へ凭れかかり、ゆっくり浸かる

そこへ、先ほど別れた団体の一人だろうか目が合い軽く頭を下げる

(「良いな……こういう感じ」)何とも言えないホノボノ感を思った




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