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祭り前
独特の節回しなどを教わりつつ、当日を迎えた。
「大丈夫か」
親父は、何やら心配している。
「大丈夫だよ」
服装を確認し、しっかりと正装で、問題がないことを確認する。
神社の神主さんのような服装ではあるのだが、それとはなにか違うという感じがする。
だが、あまり細かいことは知らないので、気になることではなかった。
「いいか、これからお前が行う神颪は、何があっても口外しては成らん。いいな」
「分かった」
この時は、俺は知らなかった。
神颪という祭りがなぜ行われるようになったのか。
神颪のその神髄を。




