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詩集⑦

変わらない世界

作者: 桜ノ夜月

思いつきの詩です。

今日もまた

ニュースでは似たような事件の事を報じて

今日もまた

誰かが誰かを傷つけて

変わらない世界はそうやって

今日も誰かを傷つけて廻っていくの?

体の奥深くまで

染み着いてしまった

私が人を傷つけた感覚

後悔。

絶望。

涙。

でも、

君に逢えたから。

君は優しくて

居心地が良くて

私の心を

いつも何となく解放させるのは君の得意技だ。

ゆっくりと

掌で溶ける雪のように

君は居るだけで

私の心を

私の想いを

何となく溶かしてしまうんだ。

こんなに変わらない世界の中で。

こんなに汚れた世界の中で。

私もだんだん壊れていって。

君もだんだん年老いて。

変わらない世界はもしかして

少しずつ少しずつ

変わってきているのかな?それでも

君に変わらないで居て欲しいと願うのは

ひょっとして

私のワガママだろうか?

変わらない世界から落ちた冷たくて、でも少し温もりのある

世界の涙。

頭から爪先まで

『私』という存在が被った世界の涙。

「なかないで。」

なんて呟いてみた。

…君は笑ってくれるかな?救いようの無い世界だけど。

それでも、私は


そんな世界を


今日も、愛している。



世界の涙=雨でしょうか。考え方はそれぞれなので、様々な感じ方をしてくださると嬉しいです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 優しい詩ですね。世界の涙=雨、なのかもしれません。
[一言]  悲しげなピアノ伴奏によく似合いそうだなあと感じました。
2013/10/06 18:24 退会済み
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