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出会い

「いらっしゃいませ。」

「すみません、連れが先にいるんですが。浜口です。」

「あっ、はいこちらです。」

浜口さんには私が行きたかった焼肉屋を奢ってもらうことにしていたので、店員さんに案内してもらった。


「こちらです。」

個室の扉を開けてもらった。

「遅れてすみません。」

軽く頭を下げながら、前を見ると浜口さんともう一人


ニヤニヤこちらを見る浜口さんと、謎なイケメンが座っていた。

「悪い言うの忘れてたわ、こちら明日の取引先の営業の神谷さん。」

「神谷仁って言います。」

ご丁寧にイケメンは席まで立って挨拶をしてくれた。

「品質管理部の西崎茜です。」

「さあ、二人共座って食べよう。」


浜口さんに促されて、席に座ったが何故か神谷さんの隣に座らされる事を勧められ断れずに座った。

「神谷さんお酒にします?」

「いや、明日お伺いしなくちゃいけないので烏龍茶で。」

「西崎は?」

「私、車なんで烏龍茶で。」

「食べ物は?」

浜口さんが、タブレットを私達に渡してきた。

「あっ、すみません。」

受け取ろうとした時に手が当たってしまった。

「お先どうぞ。」

「いや、お先に。」

譲り合いになりそうだったので、2人で見ることにした。タブレット越しに見える浜口さんはずってニヤけていたが気にしないようにした。


料理が届き、他愛もない話を浜口さんが振りながら食べ進んだ。

Prurupruru

「悪い、会社から電話だから出てくるわ。すみません。」

浜口さんは、鳴った携帯を持ちながら席を立った。


「あの。」

神谷さんが、持っていたコップを机に置いて声をかけてきたので、持っていた箸を置いた。

「僕の事覚えてないですか?」

「えっ。」

こんなイケメンに会った事がある自分と、人違いでないのかと思う自分がいた。

「2年前の化粧品展示会で、外国の方の対応がうまくいっていなくて。」

「あー、あの時のって、えっ。」

そう2年前の化粧品展示会は、営業部長と2人で回っていてとあるブースで男性スタッフが外国の方に話しかけられて戸惑っていた。

「僕、あんまり英語が得意じゃなくて西崎さんにフォローしていただいて」




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