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婚約破棄をされてしまったので国を守る契約も当然破棄ですよね?  作者: 創造執筆者
2章 ミラナリア争奪戦?
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38 脱走

「お買い物~、お買い物!はぁ、本当に久しぶりの買い物ですね。城に箱詰めになったり、公爵様の屋敷に箱詰めになったりで最近、知らず知らずのうちにストレスが溜まっていたんだわ。


今日はいっぱい買い物をして、発散するわよ~。まずは、前菜のお肉から行きましょうか?おや?あそこの行列は何の列でしょうか?


食べ物か分からないけど、美味しいところにはたくさん人が並ぶわよね。何か分からないけど、あそこにしましょう。最悪、食べ物じゃなくても面白そうだから今日の初めてのお買い物はあそこでしましょう!」


こうして、ミラナリアは何の列か分かっていないまま、人々が行列をなしている列に加わるのだった。


そもそも、各国の人間がミラナリアを狙っている中、警護の理由から公爵の屋敷や城にずっと居座っていた彼女がどうしてこんな街中で護衛もつけずに一人、歩いているのかというと簡単な理由である。


単純に公爵の屋敷から抜け出してきたのだ。外から侵入するのならともかく、中から出ていく人間など、いくら公爵の屋敷と言えど、確認など行わない。


ここ数日間、ずっと公爵邸に泊まっていたこともあり、その警備の盲点ともいえる点にミラナリアは気が付いてしまったのだ。


そして、少しの間だけ抜け出す予定だったので、ミラナリアは特に誰にも伝えていない。そもそも、そんなことを伝えてしまえば反対されてしまい、警備がさらに厳しくなってしまうのだ。


そのため、もしかすれば今頃は屋敷中で騒ぎになっているかもしれないと思いつつも、公爵相手であればいいだろうと一瞬にして問題を忘れてしまうミラナリアであった。


そもそも、ミラナリアだって言い分はある。公爵や国王からしてみればミラナリアにもしものことがあってはならないと警備の行いやすい城や公爵の屋敷に泊めていたが、そのことに関して疑問を抱いたのだ。


いくら結界を張ることができるという特異体質で各国から注目されているとはいえ、各国がミラナリアに関して知っている情報は名前に関してで容姿に関しては全く知らないのではないか。


考えてみれば、国王がミラナリアのことを公表したのは名前と彼女の有する力のことに関してだけなのだ。そのため、公爵の元や城に他国のスパイでもいな限り、ミラナリアの容姿を知っているものなど限られている。


となれば、名前さえ出さなければ街に出たとしても他国の人間に話しかけられることもなく、問題ないという結論にミラナリアが至るのも必然であった。


こうして、大義名分をえたミラナリアは街でのひと時を楽しむのだった。


よろしければブックマーク登録や↓にある☆☆☆☆☆を★★★★★にしていただければ大変うれしく思います。


また、作者は他の作品も投稿していますので興味がある方はそちらもお願いいたします。

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