表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/66

テスト1

「痛~」

 後の話は池田に任せ俺は親に連絡が入り、病院へ行き。

 そこでレントゲンを撮ってもらい、診察しさっき終わって帰って来たところだ。

 テーピングというのか、処置をしてもらった。

「明日は学校休みか…」

 別に休日というわけではなく、単純に明日は安静にしているようにとのこと。

「不自由だな…」

 この手じゃタイピングは厳しい。

 結ちゃんに依頼するようの台本はもう少し残っている。

 治ってからの書き上げだと残り期間に合わないかもしれない。

…ギリギリの戦いになりそうだ。

…あとバイトも休まないと。

 はぁ…思ったより大変そうだ。

 それに、これじゃ授業どうしよう…ん?

「あ、テスト」

……終わった~~。

 頑張ればペンを握ることぐらいはできるけど…今から全範囲をまとめて、問題演習をするとなると…

 この腕では……いやでも、やるしか無いのはそうなんだけど。

「明日考えよう」

 思考停止で結ちゃんのsnsを見る。

 まだ炎上しているほど長くはないけど…フォロワーもかなり減っている。

 炎上したら増えるときもあるけど…今回の炎上は対応が悪いというコメントを信じた人が多かったようだ。

 もし稲葉さんを知っていればそれは嘘だとわかる…気配りもできるし、天然でかわいい。

…それは関係ないかも。

 そういえば将と司と一緒に中谷さんが来ていた。

 俺が話しかけた時は普通だったのに、途中稲葉さんを睨んでいることがあった。

 前回も含めて、動機…というか二人の関係が気になる。

 中学校から一緒とかで…まぁ稲葉さんの扱いはひどかったらしいからそれを引きずっているならわかるけど…。

 もしかして今日稲葉さんに告白しようとしていた先輩のことが好きだった。

 それを妬んでとか…考えすぎか。稲葉さんが怪我をしなかったらいいや。

 ふぅーー、怪我をして疲れていると色々考えすぎる…。

 こんな時は…

ーー「音声作品っと」

 PCで販売ページに行き、今日気分の音声作品をサムネ…表紙絵?と声優、販売元などから好きなものを選んで買う。

 今日のは千円を少し超えるぐらいだった。

「ふぁ~、テストなんて忘れよう」

ーー現実逃避最高!

 今回選んだのは…というか結ちゃんがcvの新作を即決で購入、ヘッドホンを付けベッドに寝転ぶと…

ーーまるで膝枕で耳かきしてもらっているみたいな夢の空間が広がる。

 音質も良く、演技もキャラに入っているし、何より聞いていて心が静かになる。

 これが稲葉さんの演技だと思うと…し、心臓がやばい。

 稲葉さんは童顔で、本当に綺麗な髪。髪に天使の輪というのは迷信か二次元の中だけだと思ってた。

 それに女性らしいし。

 いや体とか顔だけじゃなく、天然なのに人の気持ちにはよく気が付くし、さりげなく気を使ってくれたリ…

 もう好きになったら完璧にしか見えなくなるのはどうしてだろうか。

ーーダメだ、本当に疲れてる。変なことしか考えてない。

 このまま結ちゃんの膝枕で寝よう。

 ……

 …zz

ーーブッッッ!ブッッッ!

「はっ!」

 眠りにつく寸前、顔の横で充電していたスマホが振動していることにきづいた。

「未登録?」

 予想通り電話だった。

 けど…こんな時間に…迷惑電話かな?

 電話に出るか迷うな…う~ん…

「はい…ーー

『あ!! そ、颯太君?』

 スマホから聞こえてきた声は稲葉さんだった。

ブックマークよろしくお願いいます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ