名前1
幸いにも買った音声作品に台本がついているものがあり、サンプルも多い。
だから何とかなりそうな雰囲気ではあるんだけど・
「颯太最近顔やばいな」
「うん…」
「颯太君、テストに向けて勉強してるの?」
「なわけ…」
最近夜に活動、昼は学校で夕方に寝るという学生にあるまじき生活。
それでもやっていて楽しいと思う、それにもう時間も無くなって来た。
「ん?」
今なんて?
「颯太、もしかしてテストのこと忘れてたのか?」
「いつからテスト?」
「今日で一週間前かな」
やばい、前のテスト終わってからもうそんなに時間が立ってるとは思ってもなかった。
ちなみに、将は中の下、司は上の下ぐらいだから俺はこの二人の中間ぐらいにいると思う。
「やばい…」
「マジの顔だ」
夜は台本の試行錯誤、学校では寝ている。
つまり、授業何も聞いてない…やばい。
「まぁ何とかなるだろ」
「僕ら昼飯行ってくるね」
「あぁ、そっか昼か」
今日も例に漏れず、授業中寝ていた。だから時間感覚も当然ない。
はぁ…テストどうしよう。
「…あの」
「稲葉さん?」
最近は一緒に食べる頻度も少なくなってきている。
まぁ、それも昼寝ていることが増えたからだと思うけど…。
「一緒にご飯たべてくれますか?」
すごい心配そうにしている。
そういえば、今週はほとんど寝ていたからかも。
「もちろん」
「はい!」
初めの頃とは変わらない、小さい声で嬉しそうにしている。
俺と一緒にご飯を食べれるって喜んでくれているなら嬉しい。
「稲葉さんテスト勉強してる?」
「…」コク…もぐもぐ
弁当を持って、稲葉さんの机に移動するともう食べ始めていた。
「そっか、稲葉さん頭いいしね。 俺本当にやばいんだけど」
「ここ最近ずっと寝てますよね?」
稲葉さんにからかわれてしまった。
というか最近見ていてくれたことに胸が熱くなった。恋って怖い。
「また分からないところ教えてよ」
「是非」コクコク
よし、じゃあ分からないところを稲葉さんに聞いて、赤点を取らないぐらいには頑張ろう。
「じゃあ、俺も。 いただきます」
しっかりと手を合わせてから弁当を開く。
「颯太君、これ食べてください」
稲葉さんは弁当の揚げ物を時々俺にくれる。
あんまり好きじゃないらしい。
「いいの? じゃぁこれ卵焼きでよかったよね?」
「ありがとうございます」
もう自分の箸で渡して恥ずかしくなるというミスもせず、取り合った。
嬉しそうに卵焼きを食べている。
「稲葉さん、俺の弁当の卵焼き気にいった?」
「もぐもぐ…はい、おいしいです」
作っているのは母さんだけどそういわれると嬉しくなる。
「じゃあ母さんに言っとくよ」
「ふふ、よろしくお願いします」えへ
最近、というか前回は本の話だけじゃなく、最近のことなんかも話した。
「稲葉さん、あれから足とか大丈夫?」
「はい、全く問題ないです」
「それならよかった」
忘れてはいけないのが野外活動の捻挫ともう一つ、押されて捻挫したことは有耶無耶になっていること。
もう最近では中谷さんは稲葉さんを睨むことはないけど、昼俺と二人でご飯を食べていると視線を感じる。
「あれから何もされてない?」
「…はい」キョロキョロ
だからもしかしたら裏でなにかされているかもしれないと思ったけど大丈夫そう。
ただ大分トラウマになっているのか周りをすごい警戒している。
場所も考えずに悪いことをした。
やっぱり眠いと頭がまわらない。
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