表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/29

クルシュナ王国(2)

現在、勢力争いをしているのは4つの国と組織。


人間と亜種が共存する国

エスペラント王国


亜種が統治する国

クルシュナ王国


身分格差解消を訴えながら暴力革命に走る

革命軍


旧アクダム帝国の残存勢力

ヒューマン・ファースト


この4つの組織である。


俺たちはクルシュナ姫を助けた縁もあり、クルシュナ王国の王都まで向かうことになった。もちろん姫の護衛という名目で。


姫が用意した豪華な馬車で移動することになった。もちろん姫は馬車に乗り、その馬車を俺ら7人が護衛するという形だ。


その間、いくつもの町や村を経由していくことになる。


それに、魔物たちもウヨウヨいるし、もしかしたら、姫のことをよく思わない反対派勢力が、姫の命を狙ってくるかもしれないからだ。


マーク「いちおう、鉄の剣くらいは装備しておかないとな。

この先はどうやら、ブロンズ【青銅】の装備では話にならなくなってくるようだ。

アイアン【鉄】か、スティール【鋼鉄】の装備くらいは、用意しとかないとな。」




そしてクルシュナ王国の王都が見えてきた。


クルシュナ王国の王都の名前は、ネオクルシュナシティという。


王都、ネオクルシュナシティは、まさに世界有数の都として栄えている。


クルシュナ王国は、エルフを中心として、ケンタウロス族や、ホビット族、犬人族、ネコ耳族などの、多種族国家となっている。


このあたりにあった多くの都市国家が統一されて、クルシュナ王国が建国されたのは、今から約600年ほど前である。


それ以来、クルシュナ王国は代々、男系男子を守り続けてきた。


もしもクルシュナ姫が、次の女王になれば、歴史上初めて、女系の君主の誕生ということになる。


王都、ネオクルシュナシティは、碁盤の目のように道路が整備され、そして、町のところどころには、見たことのある映像機械がある。


「ああ、あれが街頭テレビよ。

私が国民に向けて演説をする時や、マスコミからのインタビューを受ける時なんかに、街頭テレビでその様子を流すのよ。」


街頭テレビがあるなんて、なんて姫様なんだと思った。


「このクルシュナ王国の自慢は、なんといっても美しいクルシュナ姫様さ。

遠くの国からもわざわざクルシュナ姫様を見るために、やってくるヤツもいるほどだってさ。」


道行く人が、話しかけてくれた。


そして、そのまま城へと向かった。


「クルシュナ姫のお帰りー!」


門番の兵士の声。城門が開く。


なお、この門番の兵士は、なんとコボルトだ。


「コボルトが番兵なんて…。」


城は、いわゆるファンタジーRPGではよく見かける、ごく普通のお城だ。


「私が城内を案内するわ、7人さん。」


城内には噴水もあり、花畑もあった。


そして骨董品がところ狭しと並べられている一角には、絵画や彫刻、アンティーク食器や少女人形などが無数にあった。


「ここはね、私の大好きな骨董品が並べられているの。」


この一角はまさに、ちょっとした美術館のようになっていた。


しかしなぜか、地下に通じる階段もあった。まあ、どうせ囚人が入る牢屋か何かの入口だろうと思っていた。


そして謁見の間。そこには父王と姫が並んで座るように、王座が2つあった。


とりあえず、形だけでも父王と姫にあいさつを済ませる。


ところが、別に姫の機嫌を損ねたわけでもないのに、俺たちは、とある場所へと連れていかれる。


そこで、この姫の本当の狙いが明らかになる。


「さあ、こっちよ。この地下への階段を降りるのよ。」


「おいちょっと待ってよ、その先はたしか…。」






資料室


クルシュナ王国の歴史に関する昔の資料が並んでいる。


資料室といえば聞こえはいいが、実際にはリストラ部屋みたいなものだという。


まさかこんなところに入れられるとは、あの女!


「資料室って…、まさか俺たち7人で、資料室の整理をしろってか!?」


「そうよ、ちょうど適材適所だと思って。

なお、整理が終わって、特にやることもなければ、ここにある資料は自由に閲覧していいわよ。」


とまあ、そういうことになったわけだ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ