ハッサン・ガントフは格闘技オタクだった
ハッサン・ガントフは、武闘家。だから当然格闘技のあらゆる技には詳しいだろうが、この人物の場合は度が過ぎている。
『格闘技の必殺技リスト』
と書かれた、ノートを所持していて、新たな格闘技の必殺技を習得するたび、発見するたびにその技の詳細を書いている。
ハッサン「見ろ、これが俺がいつも書き記しているノートだ。」
マーク「すげえな、よくこんなに細かく書き記しておくことができるな。」
ちなみに俺は、ノートを書くのは苦手だ…。ノートよりもパソコンの入力や検索の方が得意で、大抵のことはそれで済ませてしまっていた。
ここに来るまでは…。
ちなみに、ハッサン・ガントフが、よく使う必殺技は『正拳突き』と『百烈拳』だという。
ちなみに俺はというと、ゲームの中で格闘技ゲームをやったことがあるが、実際の格闘技にはハッサン・ガントフと知り合うまでは、ほとんど興味を示していなかった。
『コブラツイスト』とか『バックドロップ』とか『ブレーンバスター』とか『パイルドライバー』とかのプロレス技も習得したいと言っている。
他にもKー1の『かかと落とし』とか、『ローキック』も多用する。
柔道や相撲、レスリング、ムエタイにも詳しい。
とにかく格闘技のことなら何でも俺に聞け、と言わんばかりの口ぶりだ。
ハッサン「まあ、格闘技のことなら何でも俺に聞いてくれよな。」
マーク「まあ、そうするよ…。ハハハ…。」
そう言って、ひとまずその場をやり過ごした。
続いて紹介するのは、この人物だ。
エルザ・マリーシア。
パーティーの回復担当のシスターだ。




