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Eternal chair  作者: Mik!nA
4/16

drive

―――7司令


「そんでこれからどうするんだ?」


俺の名は黒谷天

ついさっき悪魔と契約を交わしてしまった

その場の流れというか乗りではないけど

こいつは悪そうなやつじゃないと思ったからだ


「きゃぁぁ!黒谷のライフはもうゼロよ!

次回 黒谷 死す!」


「っていきなり縁起でもないこと言ってんじゃねぇよ」


「ええ、突っ込むとこそこなんだ…」

ここは基地〈oneness〉をでたところにある河川無の川(ノンフルーミネ)

俺はこの悪魔アノンと一緒に失った記憶を取り戻す為に旅に出る

ことになったんだけど…


「いろいろ聞きてぇことが山のようにあるんだけど!?

てか伏線貼りすぎじゃない?大丈夫?ちゃんと回収できる?」


「うわぁ 主人公がメタ発言してるよ〜普通立場逆じゃない?」


「俺は心配性なんだよ」


「わーったわっーた!お前と契約したのはもう1つ理由があってだな…」

ピピピピッ!

突然アノンの手首の通信デバイスが鳴り出しはじめた

慌てて応答する相手は偉い人いや悪魔なんだろう

誰もいないのにペコペコしている

話の内容は聞こえなかったが大体わかる気がした


「戻るぞ司令がお呼びだ」


ひゃーいつ見てもここだけ世界観違うんだよなぁ

なんかこうビジネスつーか会社つーか大人つーか!

扉をあけて(自動ドア二重)セキュリティチェックの指紋認証(俺は来客だから大丈夫だった)エレベーターで地下へえっと出る時は

気にしてなかったけど地下66階!?

そこまでになにがあるんだよ…


脳内実況が終わる頃にはあっという間にこの前までいたオフィスについた

リベアがアイマスクをつけて昼寝をしている

アノンが舌打ちをした

なんだ?やけに愛想悪いな…

アノンの後ろをついて行く

ついた先にはこの部屋だけ他と絶対的に違う雰囲気が醸し出されていた

ドアを2回ノックするアノン その手はすごく震えていた

ゆっくりと開く扉の向こう側には

底知れぬ力をもった者がいると言わざるを得ない

と思った


しーん


誰もいない 部屋的には校長室や理事室のようなかんじである

黒いソファーがいくつか並べられ歴代の偉人の額縁が飾られてある電気も付いていないとなると留守だと思うんだが…はて?

恐る恐るドアをアノンが叩く


表情を強ばっている

なにこれなにこれ強キャラの登場かよ!?

なんの伏線もなかったぞ!?

つーか貼りすぎなんじゃ!


「おじゃm…」


俺が決まり文句で部屋へ侵入しようとしたとき

急に爆発音がした


パンパンパン!


火薬の匂いがする…!これはクラッカー?


「ようこそ!我が反乱軍へ君も心は〈oneness〉!」


「司令恥ずかしいから毎回それ言うのやめてくれません?」

クラッカーを鳴らした主は人目でわかった

パソコンの画面に映っているごつい強そうな感じた

特捜戦隊デカレンジャーに出てくるドギークルーガーのような顔している

「いや〜待っていたよ!君を!どれほど待ち焦がれていたか!

焦がれ焦がれて恋ごがれああ夏のサンショウオ」


但し性格は全く正反対である

「司令話が進まねぇんでさっさと初めてください」


いつにもましてアノンがちゃんとしているドア開ける前まで

強ばっていたのは()()()()だったのか

「あの〜夏のサンショウオってなんですか?」


「聞きたいかね?君!よくぞ質問してくれた!それはね…」


「掘り下げんなぁぁぁぁよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」


クラッカーの爆発よりアノンの爆発(ブチ切れ)の方が大きかったことはここにいる3人が身をもって知った


閑話休題


「おっほん!話がそれ逸れてしまったようだな!」ケラケラ

「全くですよ司令!」ケラケラ

いつの間にか仲良くなっている2人 解せぬ アノンはふてくされている

「早速本題に入るとするか!」


やっとかよ…アノンは心の中で思った

これほど長いやりとりしていては読者に飽きられちまうからな

「君たち2人を呼んだのには理由がある

例の()()についてだ」

椅子…またでてきたこの言葉一体なんなんだ

この人じゃなくて悪魔は知っているのか

すると司令は人差し指を立てて上に向けた


「この世界には運命という生命の道しるべが鍵であることは知っているだろう?」


俺とアノンは目を丸くした え?

司令も丸くした え?


「まぁ悪魔(イーヴィル)には運命をいろんな分野に使うことができるのだかな 例えば…こう!」


突如司令の部屋が消え南極のような極寒の地域になった

吹雪いていて当たりではペンギンが凍っている


「「おおおおおおおおおおおお!!」」


天とアノンは白目を向けて抱き合って今にでも気絶しそうである


「あひゃひゃ少しやり過ぎたか?安心せい寒くなかろう

何故なら幻影(ミラージュ)僕の力さ」


抱き合っていた2人は急に我に返り深呼吸した

そして冷静になった

たちまち寒くも何ともなくただ見えているだけな状態である


「だから司令とあうのが嫌なんだよドッキリしかけるしさー」


「そんな冷たい事言うなよーアノン今回の指令は()()だからさ」

「?」


「君たち2人がある悪魔(イーヴィル)の運命を変えてきて欲しいんだよそうすれば必ず2人は成長するはずさ」


「?」


「いやだからさー誰がからの依頼とかじゃなくてこれは僕の司令官としての指令なんちゃって って聞いてる?」


「…」


「…」


「アノン」


「なんだ天」


「帰ろっか」


「そうだな」


「ええええええええええええええええええ!ちょままままままままままま!ったくもう失礼だね君たち一応上司だそぉ」


「司令なんで俺たちなんすか?俺はともかく天は全く関係ないっすよ記憶ないっていうし人間だし…」


「アノン 君はひとつ勘違いをしているねぇ

2人を選んだのはアノン 君じゃなくその人間くんの方の力を借りたいんだよ」


「お、俺ですか!?」


突然話をふられたばかりに大きい声を出してしまった

だかしかし俺にそんな力という力備わってねぇと思うんだか…


「天!お前すげぇな!あんなのだけど司令に認めて貰えるなんてタダもんじゃねぇぞ!」


「あんなのって…」 後ろで酷く落ち込んでいる司令


「俺正直よくわからないよ 記憶喪失でなにも覚えてなくて尚更…」

司令がガバッと起き上がり叫んだ


「大丈夫だ青年!記憶は戻る必ず()()()()だったらなにかしら見つけてくれるはずだから!」


「あの…さっきから抽象的過ぎて内容が入ってこんとです」


またまた落ち込む司令 めんどくせぇなほんと

アノンは頭をかきむしりパソコンに向かい怒鳴りつけた


「司令めんどくさいなんて言わないから!頼りにしてるから!

俺にできることがあるならやるから!ね?」


文章ではそれほど怒りっぽくでていないが実際に聞くとブチ切れてるようにしか聞こえない

司令はニコニコしながら起き上がった

ほんとめんどくせぇなとは口には出さず飲み込んだ


「君たち2人にはその悪魔(イーヴィル)に会いに行くこと

それが君たちに課されたミッションです!」ドヤ!


「「イエッサー!!」」


なにがともあれこれでよかったのだろう

司令の機嫌もよくなったしあとはそいつに会うだけだ

でもなにか大事なものを忘れてる希ガス…

そこでアノンが口を開いた


「司令 その悪魔(イーヴィル)って特徴とかないんですか?

ヒントみたいなの言ってもらわないとあてがないんすけどん?」


「あーそうだね言い忘れたねごめんね めんご めんごごま油馬油」


ヒュゥォォォォ


「(無視)それと椅子についても知りたいんです。教えてくれませんか?」

「ちぇあああ!おや?これはなんだ?座れる!椅子!なんちって」


ヒュゥォォォォ


流石に俺もイライラしてきたこんなギャグ言うやつ初めてだよ

一緒にいるだけで疲れるよなんなの?

無視すると凹むし返すとめんどくせぇし

「わかりましたーがんばりまーす」


「え?まだ終わりじゃないよ!え?ちょm」


パタンっ


アノンはゆっくりとパソコンのふたを閉じ部屋をあとにした




―――8光



オフィスに戻るとリベアがコーヒーを飲みニヤニヤしていた


「どうだった 司令?あらあなたは初めてあったのよね?ぷぷぷ」


「笑ってねぇで助けにこいやリベア!天も散々だったよな!?」


「ああ、びっくりしたよ全然雰囲気違がかったから…」


「そうでしょうふふふ あ、そうだ自己紹介がまだだったわね」

イスから立ち上がり俺の前へ来た

身長は俺の肩くらいのところかな?


「私はリベア-ラックロード 〈oneness〉の参謀に当たるわ

主に戦闘ではなく策戦や計画を練っているの 私の力は秘密よ」


「戦えるだろうが なにがか弱いからダメだよ この間なんて

千の湖(ミィレラスクアスファ)で大量発生したバカでかい魚を

1人で殺s」


「???どうかしたアノン???」


「(はふへへふへへん!)」←口を鷲掴みされてて声が出ない


俺はどういうリアクションしたらいいんだろう…

困るなぁ わかるよアノン、嘘はよくないのは知ってるけど

知られたくないことだってあるだろう

女性の心をわかっちゃいねぇ証拠だな


「な、仲がいいんですね…えへへ」


揉み合いになっている2人の動きがピタリと止まった

なんだろう俺 なんか変なことやった?

あ、やべ地雷踏んだか?


「「仲良くなんてない!!!」」ドーン!


とてつもなく息がピッタリフイットである

まるで前もってやってあったかのようだ


「俺の名前は…黒谷天です これからお世話になります

よろしくお願いします」


「ご、ごめんなさいね みっともない真似させて このバカが

変な事言うからねーまったく」


「事実じゃんか」


「??????」←目で殺してくる圧力


「あのー椅子について教えてもらえませんか?」


今にも一触即発のところを天のその問が防いた

空気の流れが変わった気がした

意識的にそう感じたかは謎だがそうした

毎回椅子についての話になるとなにかしらの邪魔が入りあやふやになってしまう だからこそリベアに聞こうとしている


「椅子…伝説の椅子 Eternal chairのこと?」


「えたーなるちぇあー?」


「そう、この世界に昔からある旧い言い伝えでね…

椅子に座った者には()()()()()も叶うとされているわ」


「そんな椅子があるなんてみんな座るじゃんか!」


「それがそうでもないんだなぁ」


アノンが続ける


「椅子に座れるには条件があるんだよ 椅子に()()()()事 これがないとダメだ」


「選ばれる?椅子が座るやつを選ぶのか?」


「実際に見た話じゃないからよくわかんないけど座れるにはもっと条件があるらしいぜ?俺はよく知らんけど」


「どうして椅子の話なんか聞いてきたの?」


リベアが不思議そうに尋ねてきた


「俺にもよくわからないけど… 椅子に気をつけろって言われた気がするんだ」


「ふふふっだってちょー昔の話だよ?まぁ本当にそんな椅子はあったのか研究してた悪魔(イーヴィル)もいたりしてね」


「最近じゃ帝国でなにかしてるらしいよな椅子について」

「その帝国ってのも教えて欲しいな」


「いいわよまず…」


リベアが説明を始めようとすると天のズボンのポケットから空の砂時計がでてきた でもよく見ると透明の液体がくるくる渦を巻いて回転している


「なにこれ?」


「わ、わからない…」


すると突然回転が早くなり光を放ち始めた

眩い光にどうすることもできず目をつむった








目が覚めると見覚えのある光景があった

教室に天はいた

寝ていたのか俺は

黒板には習ったことのない公式が沢山でていた

俺はとりあえずノートに移すことにした



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