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竜獣士  作者: ゆめ
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~夢05~

ここで私の声が届いていない理由を理解する。

叫んでいたのは錯覚··実際は声など出ていない。

どうにか逃げなければ··頭をフルに回転させ、この状況を打破する方法を考える。

だめだ··何も思いつかない··なんで私ばっかりこんな思いをしなくちゃダメなの··?

最初は狼、次は人間··もうやめてよ··私ばっかり、私ばっかり!!

「うわぁぁぁーー」

いてもたってもいられなくなり大声で叫ぶ。無駄な事だとは分かっている。無駄でも何だっていい!ただ今はこうすることしか出来ない。

逃げる事を考えるのもやめ、定められた運命に従うことにした。

「何を欲する?金か?名誉か?醜き人よ」

突然聞こえてくる女性の声。


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