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いけない店外デート

(「パッションを去る」からの続きです)


Hさんとは、度々デートして、

メアドも交換して、毎日ではないですが、

お互いにメールなどもして、

で、最終的には、別れたのですが。



その時のことが思い返され、

Tさんとの店外デートに、

ブレーキがかかります。


Hさんと付き合っていた最中も、

私はパッションに在籍したまままで、

週に数回、普通に出勤してました。



そのことはHさんも知っています。

Hさんとのデートの時は、Hさんは、

そのことを何も言いませんが、



私の方が、

しんどくなりました。


「私は風俗嬢をしているのに、

今、Hさんに抱かれてる


しかも、風俗で不特定多数の男性に

抱かれてるのを知っている、

Hさんに。


なんて汚い女だろう」




そして、Hさんとの愛をとるか、

風俗嬢としての自分をとるかで悩み、



風俗嬢をとりました。



愛ではなく、お金をとった

というわけです。



風俗嬢をしながら、

彼氏は別にいる方も多いと

思うのですが、


私は不器用で、それが

できません。



そんなことが思い返され、

Tさんを前にした私は

自問自答しました



Tさんと外で会うようになっても、

またHさんの時との、同じ

繰り返しじゃん。


Tさんと付き合って、

パッション辞められるなら、

いいけど、


私、辞められるの?

どうなの?




答えはNOです。



結局私は拝金主義?で、

風俗で稼ぐことに味をしめてしまい、

Tさんのことは好きだけど、

パッションを辞めることは、

できません。



風俗ではなく、全うな仕事で、

もっとお金を稼げてたり、


私が本当にやりたいことに、

風俗よりも魅力に思えることに

出会っていて、


「だからってお金は稼げないけど、

でも、風俗は、もういいや」

と思える心境だったら、

パッションを辞め、Tさんとの

恋に走った、と思います。


ですが、その頃の私は、

全くそんな心境ではありませんでした。



「いつか風俗辞めたときにね」

と、他のお客様へと同じ常套句で、

度々通ってくださるTさんを

お見送りしていました。



そして、そのTさんが、

今も変わらず、ずっと私に

通ってくだされば、

良かったのですが、


ある日を境に、

Tさんは、パッション内の

他の女の子に通い始めたんです。



「うそ? あのTさん、だよね?

本当に? うそでしょ?」


ショックでした。



フリーや写真指名などで、

一度二度くらいしか、

お会いしてないお客様なら、

納得がいく、というか

私も気にしません。



ですが、何度も何度も、

私に通ってくれていた、

Tさんが、です。



「いやいや、たまたま私の

出勤時間と合わなくて、

で、男性の風俗は生理現象だから、


とりあえず、他の子で

遊んで帰ったのかもしれない」



と、色々理由をひねり出すものの、

その後、二度ほど、

やはり私ではなく、

他の女の子

(しかも、全て同じ子と思われる)


と、遊んで行ったようなのです。




ちなみに、お客様が自分以外の

誰と遊ばれたか、分かるの?


と言われると、分からないこともあります。

ですが今回に関しては、

悲しいことに分かってしまったんです。



偶然半分、お店のシステム上半分、

といった具合で。




とにかくショックでした。

Tさんが、あのTさんが。



思い当たる節はありました。

最後にTさんが遊びに来てくれたとき、

ちょっとしたことがあり、

私もなんだか投げやりな態度で、

最後帰りのお見送りしてしまったんです。


私も悪かったんです。



でも、だからって、今まで何度も

来てくれていたのに…


所詮は風俗嬢の独りよがりな

言い訳です。



と、そんなことがあり、

Tさんのことがショックで、

私、パッションに通うのが

まず、辛くなりました。


これが、他店へ移籍するに至った

最初のきっかけ、

理由①です。





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