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プロフィール年齢

ご存知の方も多いかと思いますが、


たいていの風俗嬢は、

年齢を偽っています。


お店プロフィール年齢と

実年齢とが、異なります。


サバをよんでることが多いです。



フウカもそうです。


お店プロフィール年齢は、

実年齢より4つ5つも

若いです 笑


詐欺じゃ~ん!!

と思うかもしれませんが、


でもこれには理由があります。


まず、①女性だけに限らず、見た目年齢と、

実年齢、違う人っていますよね。



「え?◯◯さんアラフォーなの?

20代後半だとばかり思ってました」


のような。



こういった場合、風俗では、見た目

が重視されることが多いようです。



②お店の事情もあります。

「◯◯女学園」、という看板名なのに、


女の子のお店プロフィールに「26歳」

と書いてあれば、違和感がありますよね。




逆に「人妻◯◯」「熟女◯◯」という店名で


お店プロフィール年齢19歳の女の子が

ゴロゴロいいたら、

これもまた、疑問符が浮かびます。



あと、幅広い年齢層のキャストさんが

在籍しているお店では、

その時不測している年齢を、

新人キャストさんに、つけるようです。




③一度年齢を設置したら、


入店して何年経とうとも、

お店プロフィール年齢は

更新されません。

多くの風俗店で。



よって、良くも悪くも、

一年以上在籍

しているキャストさんは、


それだけで、実年齢と

お店プロフィール年齢は、異なります。



このように、①見た目年齢と、②お店の

事情、さらに③在籍年数があいまり、


実年齢とお店プロフィール年齢が異なる、

というのは、よくあることなのだと

思います。


フウカの主観ですが、

風俗嬢の実に8割を

超えるのではないかと思います。



そして最初に申し上げたとおり、

フウカも年齢を偽ってしまっています。


フウカも入店当初は、

実年齢との差は、3つでしたが、


今となっては、4つ5つも

サバよむ状況になってしまい、


近頃は罪悪感を覚えることも

しばしばあります。




というのも、ありがたいことに、

フウカは実年齢よりも、

若くみられるようで、




新規のお客様に

「フウカちゃん、何歳なの?」

と、問われ、




実際より5つも若い、

お店プロフィール年齢を答えても、



「そうなんだ〜」



と、信じてくれちゃうんです。



本当に…。



さすがに良心痛み、

まではいきませんが(笑)

(だって、こちらも商売ですから)


でも良心が、うずく、ので、



実際の年齢を答えるべき?

とも思うのですが、


お店からも、

「お店のお店プロフィール年齢で

通してください」


と、キツく言われています。



それに、2つ3つの年齢の

ごまかしなら、

許容範囲だと思うのですが、



さすがに5つの差は

(来年は6つの差)は、


知ったお客様も、引いてしまい

かねません。



なので、本当に、

何度も何度も、ご指名で来て

くださる方にしか、



実年齢は言っていません。






と、このような罪悪感に加え、



ちょっとした恐怖を感じるときも

あります。




それは、お店プロフィール年齢より、若い

お客様を積極するときです。




フウカの場合、初めて

お会いするお客様には、


話のネタがつきかけたりすると、

「ご年齢は、何歳なんですか?」


と、歳を聞いて、場を持たせたりします。

(共通の話が見つかったりも、しますし)



で、お客様の年齢が、フウカのプロフィ

ール年齢と同じだと、焦ります。



「俺、フウカちゃんと同い年だよ」


「そ、そ〜なんですか!!

感激〜!!」


と、声を弾ませながらも、


条件反射で、なんとわなしに、

両手で自分の顔を

覆ってしまいます。




だって、お客様が、フウカを近くで

よ〜く見たら、



「あれ?フウカちゃん、老けてない?

俺と同い年にしては、肌ツヤが…」



なんて、眉をしかめられることも、

ないとも限りません。




まあ、この業界のお店は、たいてい

照明が暗いので、けっこう肌ツヤも

カバーできるようではあります 笑



とはいえ、歳が出るのは、顔よりも、

首元や手先、足先かもしれません。



手の甲って、若い頃にくらべ、血管が

浮き立つようになったな、


と、フウカ自身、しみじみ感じる、

今日この頃です。



それと、足もそうです。

太ももやふくらはぎは、


まだ年齢は出にくい部分ですが、

足の甲?も、手の甲と同じく

血管が出やすい部分です。



なので、お客様がいない

待機中などは


フウカもマメに

ボディークリームで

スキンケアしてるのですが、


いかんせん、ヘルスは接客中に

シャワーを浴びなければ

ならないので、


お客様が続いたりするときは、

ある意味、戦闘状態です。


バタバタボディークリーム塗って、

ボディークリームがある程度

なじんだのを待ってからじゃないと、

接客のドレス、着れないので…。



(お客様を、待たせたちゃいけないのは、

重々していますが、


でも、ここは譲れないです!



付け焼刃ですが、

クリームのひと塗りあるかないかで

本当に違うんです 笑)




ボディークリームに限らず、

日本の科学技術は優れているので

スキンケア商品も、良質なものばかり。


「美魔女」という言葉も最近ではブーム。



でも、やっぱり年齢には勝てません。


(もっともっと沢山稼いでる女性は、

美にお金を費やせるのでしょうが)


なので、フウカも、

一応こんな涙ぐましい努力も

しています 笑



あ、一度スタッフさんに

真面目に相談したこともありました。


その日は、若いお客様が

立て続けに続いた日だったので、


「お客様から、『フウカちゃん、ババアじゃないですか』

とか、苦情、ないですか?


若いお客様、けっこう恐怖です」と 




続いて、

肌年齢での恐怖の他にも、



若いお客さまには、

精神面?でも

気をつかいます。



というのも、フウカの

お店プロフィール年齢も、

非常に若いため、


本当は「お客様:年下、フウカ:年上」なのに、


お客様は、「お客様:年上、フウカ:年下」

と思い込んでいます。



でも、フウカからすると、お客様の風貌が

明らかに若かったり、


あと、実際話してみると、その感覚や内容が、

若すぎたり、社会人経験も、明らかにフウカより

まだ、これからなんだなぁ、


というお客様もいて、フウカは、お節介にも?

老婆心から?アドバイスというか、

励ましの言葉をかけてしまいたくなって、



で、すんでのところで、思いとどまるわけです。



「いやいや、待て待て。

フウカは今、

このお客様より年下の設定だよ。


年下のお嬢ちゃんが、

年上のお兄さんに

アドバイスだなんて、

おかしいでしょう。


もっと年下の女の子らしく、

しおらしく、

それとな~く、なんとな~くで

いいんじゃない」


と。





そしてお客様帰られたあと、

ちょっぴり自己嫌悪です。



「何やってんだろ、自分。

お店年齢を忠実に貫くがあまり、


自分が本当に思っていること、

伝えたいこと、


ううん、伝えるべきことを、

ためらうだなんて」



まあ、ここは風俗ですから、

肉体で満足していただく、


それが基本で、

それが決められた仕事、

なんですけどね。


それに、風俗嬢に

アドバイスされたく

ないですよね。


アドバイスできる立場じゃ、

ないです。



と、そんな、ちょっと重い話に

なってしまいましたが、


最後にもう一つ、

先日いらっしゃった

若いお客様のエピソードを。



このエピソードは、

今までの「年齢」の話とは、

直接は関係ないのですが、



ですが印象的なお客様だったので、

書きたいと思います。



次話「初風俗」へ続きます。













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