普通の恋愛
最近、この仕事をしていて、
しみじみ思うことがあります。
「普通の恋愛が、なんとも愛おしい!!」
です。
あ、別に私生活で、彼氏ができたわけではないのですが、
でも、通っている風俗店「パッション」の外で
普通に男性と会う機会、ありますよね。
(デートでなくても、会社のお付き合いなどで)
で、例えば、相手が年上男性だと、
ご飯をおごってくれたりすると思うのですが、
ご馳走してくれて、その後肉体関係など何もなく、
家まで送ってくれたりすると、
なんだかそれだけで感激してしまいます。
というのも、お店「パッション」では、
最終的に肉体を求められ、
肉体でサービスしないと、苦情になります。
(まあ、それが仕事ですので、
これが当然、当たり前ですが。)
そして、そんな肉体を奉仕する仕事が続くと、
「結局男の人は、女の子の体しか求めてないんだよね」
という考えが、イヤでも頭に焼き付いてしまいます。
お客様の中には、「フウカちゃんと話しに来たから、
サービス、無理しなくていいよ」と、おっしゃってくれる
お客様も、いるにはいらっしゃいます。
が、これは、特殊なパターン。
なので、肉体を奉仕しなくても、
ご飯をご馳走してくれたり、
こちらが率先して話をしなくても、
相手の方から面白い話をしてくれるたりすると、
「あ、私、普通の女の子扱いされてる、
大事にされてるんだ」
と、単純ですけど、それだけで感激してしまいます。
とはいえ、初デートでエッチな関係までいくカップルって、
そう多くない、とも思いますが。
それに、「男性は女性よりもSEXを求める」
というのが人類生存のための本能、生理現象として、
ありますよね。
ん…、何を言いたいのか、
だんだん分からなくなり、
振り出しに戻ってしまいますが、
最近、この仕事をしていて、
しみじみ思うこと…
「普通の恋愛が、なんとも愛おしい!!」
そして、SEXありきが前提ではなく
高校生同士の初恋のような、
相手の手に触れたかどうかだけで、
カッと熱くなり、胸がドキドキ、
息も吸えなくなるような、
ゆっくり時間をかた恋愛に、憧れます。
あ、普通に恋愛小説の読みすぎ、かもしれませんね。
フウカ