これが始まりです。
あるところに一人の科学者とその科学者に愛さてる娘がおりました。娘の母親は彼女を生んですぐに死んでしまったが、それでも二人は一生懸命に暮らしていました。
そんなある日、科学者の娘が買い物に行った帰り道のことである。
彼女が歩道を歩いているといきなり突っ込んできた自動車に彼女は突き飛ばされてしまった。彼女の体は空中を舞い、コンクリートに激しく叩きつけられた。
それは一瞬の出来事で歩行者たちもその自動車の運転手もその場の時間が止まっていた。
歩行者の悲鳴と共にその場の時間が動き始めた。運転手は車から降りずにそのまま自動車でその場から逃げさり、無残に取り残された少女の体はしだいにコンンクリートのように冷たくなっていった。
それから少しの時間が立ち科学者に電話がかかってきた。その電話とは娘が轢き逃げ事件に合い、今病院で亡くなったという電話だった。
科学者はこの電話の人間は何を言っているんだ、訳が分からないとまったく状況を理解することができなかったが、病院に行き娘の顔を見たとき涙がこみ上げてきて科学者はその場で泣き崩れてしまった。
娘の隣で泣き続けた科学者はその後に娘が自動車にひかれた場所にやってきた。
そしてその場所を見た時いきなりの大切な娘を失った悲しみとその娘を轢いて運転者への怒りで科学者の中で何かが切れた、決定的な何かが。
『俺の娘は一生懸命生きていた……だが、死んでしまった。人間は儚く脆い、自動車などに轢かれて死んでしまう。人類はいつまでその形でいるつもりなのだ。人類はそろそろ人間を超越し進化しなければならない。そう超人にならなければ』
科学者はにいきなり走り出した、娘がいなくなった悲しみを動力として、その悲しみで生み出した力を自分の研究にぶつけた。
それから二年後
平々凡々は自分のためにある言葉だと思っている。高校生平田凡児。自分を漫画やア二メで例えるなら少年Aや顔に何も書かれていないモブキャラだと胸を張って言えるほどのモブ魂の持ち主だ。
そんな凡児が学校に行くためにバスを待っていると、一人の白衣を着た、髭を伸ばしたおっさんが凡児をジッと見ていた。
「何か嫌な予感がする」
凡児はこのままでは自分が何かこの世界に関わる、例えるなら何かニュースに乗ってしまうようなことが起きると自分の中の魂が語りかけてきたのだ『その場からさっさと立ち去れ』と凡児は直ちにその場から去ろうとしたが、それには動きが遅すぎた。
後ろには黒い服を着た男たちに囲まれていた。そして次の瞬間、凡児の後頭部に鈍い痛みが走り凡児は気を失ってしまった。
「う~、ここはどこだ?」
凡児が頭を抱えながら今の自分の状況を確認した。
今の状況は緑の液体でいっぱいにしてあるカプセルの中に自分は入れられている。
……どういう状況だよ!こんなモブキャラ捕まえて。
どう考えても他のイケメンとかもっと物語の展開的に良い奴を拉致しろよ。凡児が色々考えているとさっきの白衣を着たおっさんが現れた。
「目覚めたようだな、実験体第一号よ」
「誰が実験体だよ。それより何で僕なんですか、どう見てもどこにでもいるモブキャラですよね」
白衣のおっさんは僕の質問に対してゆっくり話し始めた。
「俺は二年前に大切な娘を轢き逃げで失った。そして、悲しみに落ちて変わったんだ。人間は自動車程度で轢かれただ死んでしまう。だから、肉体的なダメージで死なない超人を作ろうと思った。そうすれば俺のような悲しみは生まれない。だから、お前を超人に改造する」
白衣のおっさん自分のこれまでのことを話した。でも、この話に僕は全然関係ないだよな。
「で、結局何で僕なんだよ」
白衣のおっさんは軽く考えてからポツリと言った。
「丁度良いところに君がいたからさ」
「え、マジかよ。嫌だ、イヤだ、いやぁぁぁだ。僕を家に返してくれ、僕は平々凡々の日常を送って死ぬまでだぁぁぁ」
白衣のおっさんは僕のカプセルの前の機会を操作しながら一言つぶやいた。
「それは無理だよ」
白衣のおっさんがそうつぶやくとカプセルの中が泡でいっぱいになり僕はまた気を失った。こうして僕はひょんなことから超人になってしまったのだ。
二話を頑張って書きます!!
始めて投稿しますが、頑張って書きました。少しでも読んで貰えれば幸いです




