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エトニア1  作者:
8/17

才能

クラスのみんなをもう少しだけ出します。この辺りだけしか出番はないとおもうので...


P.S.後書きに鳶からの重大なお知らせをかきました。ご協力お願いします。

「見事だね、リアさん。」

校長はきっちり14等分された石ころを見ながらいう。

「この練習法は今まで何人かに教えてきたが、最高でも13等分が限界だった。君の魔法が暴れているのは単に魔法に慣れていなかっただけだと思うよ。」

だったら1か月もかからないかもしれない。

「すごいね~リアは。練習を開始してまだ3時間だよ。はやすぎるぅ~」

そして小声で「神様の力、羨ましいなぁ~」と気の抜けた声で言っているのが聴こえた。

「まあ無詠唱というのも多少はあるだろうが、それを差し引いても君の才能は過去の生徒の中でもトップクラスだ。」

ディアナが僕を連れてきたのは、これのせいでもあったのかもしれない。

だけど、最初は酷すぎた。石を風の刃で2等分しようと思ったら、跡形もなく消しとんだ。

仕方なく氷の刀で真っ二つにしようとしたら、石を置いていた台ごと地面を大きくえぐりとってしまった。

どちらも最小限まで魔力を減らしたんだけどな...

ただ最初が悪かった分、制御がさらに出来るようになった。今は風の刃も氷の刀も、さらに使用する魔力を減らすことができるようになった。

結局、今日は15等分したところで終わった。お昼の時間だった。

「ここまで魔法慣れすれば充分だ。きっと明日には石を使った特訓は、はやすぎるが終わる事になると思う。」

「すごい!リア!」

「ありがとうございます、先生。」

ペコッ。頭を下げた。

「いやいや。これは全て君の力だ。私はただ方法を教えただけだよ。」

そういい、懐から時計を取り出す校長。

「疲れている様だから、やすんでくるといい。」

確かに。まだほんの少ししか魔法に慣れていないからヘトヘトだ。

「それと午後は私は別の用があるから、手伝ってやれないんだ。だから今日はこれで終了だ。」

「わかりました。」

「悪いね、先に行かせてもらうよ。」

校長は校舎に翔んでいった。

「ふぁ~あ。私もお腹減った~。ご飯食べにいこーよ。」

「うん。僕も。」

食堂に行くと、クラスメイトがキョロキョロと見回していた。

「姫!!御無事でなによりです!」

その言葉に反応して、他のクラスメイト達が走ってくる。

「「「「「姫!!」」」」」

「「「「「「お姉ちゃ~ん!!」」」」」」

またもや囲まれる。今度は2秒で囲いの外に出されるイオ。

何か言われる前に

「ごめん、私これからご飯だから...」

キラリ。みんなの眼がなぜか光った様に見えた。

「お姉ちゃん!一緒にご飯たべよ!女の子同士、ね!」

「姫!何が食べたいですか?私が買ってきます!ここのメニューはとても美味しいですよ!」「私が買ってきます!!」「私が!」

(ねぇ、イオ?やっぱり僕は何かしたかな?)そう思っていた。

騒ぎは収まりそうにないので、また抜け出した。

「急ぐよ、イオ。」

「わかったよ。」

メニューには、いろいろな種類があった。リーシャ達と食べたサラダやスープ、サンドイッチやドリンク、アップルパイは地球にもあったし、好きだった為買うことにした。

二人が列に並ぼうとした時、

「姫に立たせる訳にはいきません。どうぞお座りください。」

と、一人の男子妖精が言ってきた。

「え?でも...」

「大丈夫です。姫はお待ちください。」

渋々座って待つことにした。

「姫は何が食べたいですか?」

「本当に良いのかな...?」

「もちろんです。さ、メニューを。」

ここでいわないと終わらないだろう。

「え、じゃあこのたっぷり野菜のパーラを...」

パーラとは、スパゲティーに似たものだ。

「わかりました。ドリンクは?」

「うーん、アップルジュースにしようかな。」

「デザートは?」

「アップルパイかな。」

「了解しました。それではお待ちください。」

彼はとても嬉しそうだ。

チラッと他の生徒をみると、みんな彼を睨んでいた。

「お待たせいたしました。」

しばらくすると、彼は戻ってきた。

「姫、どうぞお召し上がりください。」

「う、うん。」

パーラをひとくち。

「美味しい...!ありがと。」

パーラの味で笑顔になりながら、お礼の気持ちを込めていった。

ばたっ。

「え?大丈夫!?」

その直後、彼を睨んでいたみんなは笑顔になった。

「お姉ちゃん!一緒にたべよ~!」「私とだよね?お姉ちゃん!」「私だよね!」

「姫!お隣よろしいでしょうか?」「では私は正面を!」「私が正面を!」

(何かした?僕?)

「じゃあみんなで食べよっか。その方が美味しいしから。」

「「「「「「ありがとうございます、姫!!」」」」」」

「「「「「ありがとう、お姉ちゃん!!」」」」」

なぜこの騒ぎは毎回起きるのだろうか...

悩むリアだった。

鳶からのお知らせ。



皆様にお願いがあります。

なかなか評価やお気に入りが増えない事に危機を感じてきた鳶。

そこで皆さんのアドバイスがほしいのです。

初心者なので下手な部分を、アドバイスで可能な限り修正して補いたいです。

簡単でもいいのでアドバイスをください。

ご協力お願いします。

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