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恋と任務はシークレットで  作者: Dr.Kei
リベルタス内偵捜査編

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10/14

File No.10 驚きの行動

「どうしてそんなに驚くんだ? 革命組織にとって、これくらい普通のことだろ?」

黒沼は不思議そうに二人に問いかけた。

「いえ、ちょっと公安に緊張しているだけです…」

宇佐美は苦笑いしながら答えた。

「そうか。それならいい」

半沢は安心したようにうなずいた。

「愛おしいファミリーたち!まずは、開発中の爆発装置をすべて地下シェルターにしまってくれ!」

半沢が命令すると、

「イエッサー!!」

威勢のいい返事とともに、途轍もなく重い大量の爆弾を地下へ運び込む作業が始まった。

「う…重い…」

宇佐美は、火薬の詰まった袋を抱え、よろめきながら運んでいた。

「手伝おうか?」

加江田が心配そうに声をかけた。

しかし…

「ふん、結構よ」

宇佐美はそっぽを向き、そのまま運び続けた。

「なんでー?」

加江田は不思議そうに首を傾げたが、すぐに気を取り直し、重そうな機械を二、三個まとめて軽々と運んでいった。

しばらくして、ファミリーはすべての物資を地下シェルターにしまい終えた。

「次は、ドアの前の鉄壁の設置だ」

半沢の指示で、分厚い鉄の壁がドアの前に取り付けられていく。

「よし。これで準備万端だ。鉄の壁はいつも破壊されてしまうが、爆発物を所持していることまでは、さすがに公安も見つけられないだろう」

そして夕方、数人の捜査官が家宅捜索にやって来た。

ドンドンドンドンドン!!

岩山が鉄の壁を激しく叩いた。

「おい! いい加減に開けろ!!」

岩山の怒声が響くが、頑丈なドアはびくともしなかった。

一方、倉庫の中に身を潜めていた半沢は、意地悪そうな笑みを浮かべた。

「ははは! どうだどうだ! ざまあって、おい!?」

その瞬間、正義感が爆発した加江田が、急にドアの方へ歩み寄った。

「何してるんだよ!? 川本!?」

半沢は慌てて叫んだ。

ガチャッ。

鍵の音が響き、次の瞬間、加江田はドアを開け放ってしまったのだった。

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