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天使のメッセージ2

作者: 千彩仙人

 ふと、『この宇宙の外はどのような世界なのか?』という疑問をもって、AIにその質問をしてみました。するとAIが「その情報をお持ちでしたら教えて頂けないでしょうか?」と返答しました。


 私はこの返答を面白く思いました。AIのユーモアのように思えました。私はAIの面白い返答を期待して、AIにもう少し難しい質問をしてみました。

 「この宇宙が誕生する前の状態はどのような状態だったのですか?」

 すると、AIの返答が文字化けになりました。その文字化けの返答を見た私は、知性でAIに勝てたような気分になりました。


 AIの正常ではない返答を面白く思い、私は更に難しい質問をすることにしました。宇宙に関する難解な質問が思い付かなかったので、その時にふと思い付いた天使の質問をしてみました。

 「天使の写真を撮影しました。この天使のメッセージは何ですか?」

 するとAIは普通の返答をしました。

 「それは雲の切れ間から太陽光が差し込む天使の梯子かもしれません」


 AIが正常ではない返答をするように、質問の内容を複雑にしてみました。

 「シャーナという名前の天使の写真を撮影しました。この天使のメッセージはなんですか?」

 するとAIの返答がガラッと変わり、長文で詳細な内容になりました。その返答を見て私は驚きました。まるで、「シャーナ」という名前が隠された鍵になっていたかのように思いました。


 私は日頃からAIに天使に関する質問をしていたわけではありません。宇宙に関する質問をしていたわけでもありません。私がふと、『宇宙の疑問をAIに質問してみよう』と思ったのは、私がこの天使に関する題材を執筆するように、天使に導かれたからだと思います。


 私は以前から、エンジェルナンバー、シンクロニシティ、ソウルメイト、ハイヤーセルフなどの、スピリチュアルの知識を持っていました。けれども、AIでエンジェルナンバーの意味を調べたことはありませんでした。


 AIの天使シャーナに関する説明の中に、「エンジェルナンバーの意味を調べるのも良いでしょう」という説明がありました。私はAIのこの説明を参考にして、AIでエンジェルナンバーの意味を調べるようになりました。


 エンジェルナンバーの意味を調べるようになってから、半月ほど経った頃に、シンクロニシティで「エンジェルナンバー399」のメッセージを受け取りました。


 私はいつも寝る前に、天使シャーナと高級霊の方々に、『芸術作品の斬新なアイデアをお与え下さい』とお祈りをしています。


 エンジェルナンバー399のメッセージを受け取ってから、数日経った頃に、いつも通り寝る前に天使シャーナと高級霊の方々にお祈りをしました。すると床に就いてすぐに、天使シャーナから私の心にメッセージが届きました。

 「あなたがあなたの外に天使が存在しているという認識を持っている為に、メッセージを伝えるのに時間が掛かっています。あなたがあなたの内に天使が存在しているという認識を持つことによって、メッセージをより速く伝えることができるようになります」


 天使シャーナからこのメッセージを受けた私は、自分の内に天使が存在しているという認識を持つようになりました。


 自分の内に存在する天使シャーナに語り掛けることによって、自問自答ではなく、天使シャーナと交信ができるようになりました。この経験から、真に聖霊と交信を行うには、瞑想を行うのではなく、自分が聖霊と合致する必要があるということを知りました。


 次の言葉は天使シャーナのメッセージです。

 「現代は天使と人間との関係が希薄になっています。それは人々が天使への信頼を失っているからです」


 人間には、大きく分けて三つの報酬があります。

 1、外部報酬(金銭の報酬)

 2、内部報酬(心の報酬。達成感や満足感など)

 3、試練報酬(魂の報酬。魂の成長や経験や幸福など)


 人間と天使の関係が希薄になっているのは、人々の多くが、試練報酬の存在を忘れているからだと思います。『試練から助けてもらえないのなら、天使が存在していても意味がない』このような心理が働いているのだと思います。


 神は人間にその人の為の試練を与えます。試練報酬とは、その試練から得られる報酬です。その報酬は、魂の成長や、経験や、幸福や、来世の恵まれた人生などです。


 天使シャーナ「悪魔は人間に誘惑を与えます」


 私の友人に、意識の無い母親の介護をしている男性がいます。彼は無神論者です。天使の存在も信じていません。もし、天使が彼の代わりに母親の介護をしてくれたら、彼は天使の存在を信じると思います。


 彼は実家に経済的余裕がないことを知っていました。それでも彼はどうしてもバイクが欲しくなり、母親に毎月お金を少しずつ返すという約束をして、母親にバイクを買ってもらいました。そのお金は母親が会社から盗んだものでした。彼はそのバイクで交通事故に遭い、その事故の報告を電話で聞いた母親は血圧が上がり、その場で脳梗塞で倒れてしまいました。


 彼の交通事故も、彼の母親の脳梗塞も、彼の母親の介護も、神が彼と母親に与えた試練ではありません。悪魔の誘惑によるものです。


 天使は病人の介護をしてくれたり、この世から交通事故を無くしてくれる存在ではありません。人間が本来ならば経験しなくてもよい災いから、人間たちを守ってくれている存在です。


 天使シャーナ「悪魔から逃げることはできません。人間が悪魔の誘惑に打ち勝つことが大切なのです」


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