キミノコエ
誰しも、一度くらいは思った事があるだろう。「人の心を知る事ができればいいのに」と。
けれど、それが叶ってしまったとしても、幸せにはなれない。大多数の人間にとって、『自分達と決定的に何かが違う』事は、『化け物』と同義なのだから。
これは、化け物のレッテルを貼られた少年の、少し不思議な恋の話。
――――キミのコエが、聞こえたらいいのに。
けれど、それが叶ってしまったとしても、幸せにはなれない。大多数の人間にとって、『自分達と決定的に何かが違う』事は、『化け物』と同義なのだから。
これは、化け物のレッテルを貼られた少年の、少し不思議な恋の話。
――――キミのコエが、聞こえたらいいのに。
第一章
『声』が聞こえる
2015/10/17 21:06
猫が借りてきた
2016/03/07 21:30
『声』が『聴こえ』ない
2016/03/07 21:35
未知との邂逅
2016/03/07 21:38
(改)
未知の訪問
2016/03/20 15:08
馬鹿なのは
2016/03/20 15:16
その一言が
2016/03/20 15:23
桜花の災難
2016/04/03 18:02
甘えの代償
2016/04/03 18:06
データバンクは知っている
2016/04/03 18:13
一日三食バランス良く
2016/04/24 19:56
忠告の反対側
2016/05/21 20:34
夏休みは気楽である
2016/05/21 23:32
第二章
彼のプライバシー
2016/05/22 21:04
波乱の予感
2016/05/29 21:25
投げられた賽はどこへ行く
2016/06/05 17:40
優しさの定義
2016/06/12 22:07
夏の終わり、最低気温は絶対零度
2016/10/10 15:35
『声』が『聴こえ』ていたのなら
2016/10/10 15:42
第三章
冬休みが今年もやってくる
2016/10/10 15:46
ある少年の回想
2016/10/10 15:56