レター
人を疑うことに疲れました。
この心はささくれて変化を求めてはいません。
一難去ってもまた一難。
喪失を避けることは
とても労することです。
人を信用すべきかどうかということに
翻弄されるのは、欲望からではありません。
誰かが私の声を聞いて欲しいと訴えています。
それはずっと前からなのでしょう。
あなたの言葉、その叫びは
聴き入れられていますか。
私が出来るのは、あなたの言葉を受け止めること、それだけだから。
私が聴ける声は、ほんのわずかしかなくなってしまったから。
ただ呼びかけてくるあなたの声に耳を傾けて聴いています。
私はあなたの全てを理解することは出来ないかもしれません。
しかし公平に聴き取ることができます。
誰にもないあなただけのありのまま。
あなたは自分が誰だか
分かりましたか?