短編ポエム ミルキーウェイの見守る空の下
満点の星が降るような空の下。
天の川がミルキーウェイの名前の通り白く輝き夜空は蒼空の青さで輝くような夜のこと。
満点の星ぼしが僕たちを包み込むような空の下。
宇宙はどこからだろうね。
彼女はそっとささやいた。
あれが夏の大三角、あれが南斗六星 、あれがアルタイルであれがベガ、。
数多光る星星を指して彼女がささやいた。
月明かりの木漏れ日が僕たちを照らすなか
僕は彼女の指に手を絡め彼女は僕の指をそっとやさしく包み返し。
僕たちはキスをした。
潮騒が遠くから僕たちを包み、森ではコオロギたちが優しい音色を奏で僕たちは恋をした。
その晩僕たちは子供をさずかった。
寄せては返す波のように僕たちは子供を作った。
満点の星星に照らされて、潮騒の祝福を受けながら。