表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界のだれかが紡いだもの  作者: 新巻鮭
幕間
33/54

幕間閑話

レ「えー、3章、おわっちゃいましたねー。ここまで読んでくださり、恐悦至極でございます。どうも、主人公のエリオン・ディスデーターです」


シ「いきなりですけど、何でエリオンさんは偽名の『レ』なんて使ってるんです?」


レ「いや、だってリアと被るじゃん。『エリアリーネ』だし、『エリ』まで被ってるし」


リ「うんうん、気遣いは重要だよね」


シ「リアさんは『リ』って使ってるじゃないですか!」


リ「やはは、深く考えないことだよ。あんまり考えすぎると、若ハゲになっちゃうぞ?」


シ「私にハゲ因子は無いと思います…………」


リ「そう? ま、いいけど」


シ「私の髪は『まいっか』レベルですか」


リ「そうそう、このコーナーは、ナクア抜きで、この作品のボツ設定とか、裏話を公開するのですヨ」


シ「何の脈絡もなくコーナー紹介ですか」


リ「このキャラにはこんな秘密が!? とか、ビックリすること間違いなしなのですよ」


レ「見てくれてる人ほとんどいないけどな…………」


リ「あらすじ見ただけで帰っちゃってるみたいだからね。魅力あるあらすじ書けない作者が悪いデスヨ」


シ「あのー、そういう裏情報はいらないんじゃ…………」


リ「そだね。じゃあ、今回ゲストとして登場してもらうのは、なんと『副隊長さん』です! わー、ぱちぱち!」


副「やあやあ、ありがとうありがとう」


レ「で、今日はどんな裏話を聞かせてくれるんです?」


副「ああ、僕の設定に関する話だね。

  実は僕、名前付きキャラになるはずだったんだ」


リ「で、作者に『別にいらないんじゃね?』とか思われて無名キャラに転落ですか」


副「いやー、恥ずかしい話だね。モブキャラなんだから、モブらしくしてなきゃいけなかったんだけどね」


シ「隠し設定って、それだけじゃないですよね? 他に何があるんです?」


副「2章が始まるまでは割と本気で考えられてたけど、面倒くさいからボツになった設定があるんだ」


リ「ほうほう、それは?」


副「僕が、『実はシルフィーの父親で、エリオンの叔父さんだった』っていう設定さ」


レ&シ「えー…………」


副「うわ、ドン引き? なんで?」


リ「ほら、アレデスヨ。『やだー。パパくっさーい』とか。そういう類の反応デスヨ」


副「マジですか?」


リ「マジマジ」


副「はあ……。いつの世も子どもと親との蜜月は長く続かない――――か」


リ「さて、副隊長さんもお帰りになられてしまったので、今度はエリオンの秘密を暴露しちゃうゾ」


レ「え、己れ?」


リ「作者ってば、エリオンの一人称を『オレ』でなく、『己れ』にしたのは大失敗だった。

  ……と割と初期から考えてたらしいですヨ。

  で、何とか取り戻そうとした時に、ある愚案を思いついたわけですな」


シ「あー、それで…………」


レ「記憶喪失ってか!? それだけか!?

 『己れ』が気に入らなかっただけで記憶喪失!? こっちの苦労考えたことあんのか!?」


リ「そういうことだそうですヨ。

  でもって、記憶喪失になることが確定してしまったワケでありますが、当初フォマルティアがエリオンに与えたのは強烈な力じゃなくって、『未来の記憶』のはずだったのですヨ」


シ「変わった理由は何なんですか?」


リ「面倒くさくなりそうだったから、だそうで……」


レ「いいようにもてあそばれてんのな、己れ」


リ「まー、結果としてエリオンが戦場で活躍できるようになって、『女性陣に戦いを任せるヘタレ』にならずに済んだ、というワケですな」


レ「それは確かに、素直にありがたいな。今回普通に負けたけど……」


リ「ちなみにナクアが付けた『レイト』という名前にも由来があるのですよ。まーそれを言えば全キャラあるんですけどネ」


レ「ほうほう、由来は?」


リ「結局設定破たんで門外不出になってしまった作者の黒歴史小説の主人公の名前ですヨ。

 『オガタレイト』という苗字つきの名前だったんだけどね。この名前にもちゃんと由来があるのです」


レ&シ「どんな?」


リ「『大型冷凍庫欲しいなー。そうすりゃ冷凍食品入れ放題なのになー』って。要はオ『オガタレイト』ウコってことですな」


レ&シ「(オガタレイト……かわいそうな子)」


リ「今回明かせる裏情報はこんなところですかな。何だかほとんどリアりんが話してたような気がしますヨ」


レ「開始のあいさつは己れがしてたぞ」


リ「あ、そっか。じゃ、終了のあいさつもお願いね」


レ「やだ」


リ「えー、やってよー。レイトのケチー。逆さまから読んだら『トイレ』のくせにー」


レ「てめー! それ、作者がずっと後になってから気づいたことじゃねーか!」


リ「ふーんだ。挨拶もできないエリオンなんて、トイレで充分だよ」


シ「え、えーっと。2人がケンカを始めたので、私、シルフィー・ケルセリアスが挨拶させていただきます。

  えと、ここまで読んで下さった方、本当に本当に、ありがとうございます。

  この物語もまだまだ始まったばかりですが、最後までお付き合いいただければ幸いです。

  当面更新できなくなるとのことですが、ちゃんと完結までは持っていくつもり、とのことです。

  それでは、また物語の中でお会いいたしましょう」

はい、シルフィーにも言わせましたが、ここで一旦更新止めます。


次の更新は来年になる予定ですよ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ