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クリスマスの舞踏会

掲載日:2025/12/24

雪が降り積もる夜だった。


リンリンリン、鐘の音が聞こえてきます。


今日は舞踏会の日です。


悲しいお話です。


ため息さえ凍りつく季節でした。


悲しい恋の歌を思い出します。


私は32才のOL、広瀬明子(ひろせあきこ)


今日はクリスマス・イブ。


友達に誘われて、舞踏会と言うクラブイベントに参加します。


メールが来た。


明子、待ってるよ。


私はメールを確認した。


わかった。もう少しで行けるから…。


私はメールを返した。


私は友達の森由里子(もりゆりこ)のいるクラブへ向かった。


今日はクリスマスイブ、クラブの前にはクリスマス仕様に飾られていた。


私はクラブの中に入った。


今日はクリスマスのイベント、有名なクリスマスソングが大きな音でかかり、DJがお客を煽っていた。


ズンズンズン。


クラブの机で、ドリンクを飲む由里子を見つけた。


「由里子待った」


「全然」


「仕事どうなの?」


「全然面白くない、転職したい」


「どこに?」


「わかんない」


2人は笑った。


「由里子なんか不機嫌な顔してない?」


「わかる?さっき変な男の2人組にナンパされた」


「モテるね」


「やめてよ」


「私お腹すいた」


「カウンターでなにか買ったら?」


「そうする」


「由里子も欲しいものある?」


「私もお腹空いたからお願い、あとお酒も」


「わかった」


私はカウンターでタコスとジントニックを2つ頼んだ。


カウンターで注文を待っている最中、階段から降りてくる男性が目に入った。


子供の頃、大切に思っていた場所を思い出した。


「広瀬明子さん?」


いきなり声をかけられた。


田中誠二(たなかせいじ)君?」


「そうだけど」


「ここでなにしてるの?」


「彼女を待ち合わせ」


「そうなんだ」


私は心が痛くなった。


「誠二君は今なにしてるの?」


「数学の教師」


「そうなんだ」


「高校で数学教えてる」


「明子ちゃんは?」


「私はOL、銀行で受付してる」


「そうなんだ」


「彼女てどんな人」


「その子もOL」


「どこの?」


「Webデザインの経理」


「私の友達もWebデザインの経理してる友達いるよ」


「誠二」


いきなり後ろから声をかけられた。


2人は驚いた。


ここには、笑顔でこちらに手を振る由里子の顔があった。


2人は顔を赤らめた。


誠二が、


「彼女の由里子ちゃん」


私はショックを受けた。


「2人て知り合いなの?」


「高校の先輩と後輩」


「両方バスケ部なの」


私は答えた。


スピーカーからクリスマスソングが流れていた。

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