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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

世界に二度殺された俺は、“悪”として全部ぶっ壊す 〜自分以外のクラス全員光の使徒になったので、魔王軍の幹部になりました〜

作者:安威要
高校二年の影山ショウマは、クラスの雑用係で「空気」「不要」と黒板に書かれる存在だった。
ある日、教室にいなかった彼を除いて、クラス全員と担任がまとめて失踪する。後に「二年三組集団失踪事件」と呼ばれるあの瞬間だ。

唯一の生存者となったショウマは、警察と学校に事情を聞かれ、ネットでは「クラスを飛ばした犯人候補」、テレビや週刊誌では「光の使徒に選ばれなかった少年」として勝手に物語を貼り付けられていく。

そして半年後──クラスメイトの母親に「返してよ、うちの子を」と叫ばれ、胸を刺される。
意識を失った暗闇の中で出会ったのは、感情も正義も持たない、“理”だけを司る神。

光を掲げる人間達が、ショウマを除く三十余名を「光の使徒」として異世界に召喚し、世界の理が大きく光側へ傾いたこと。
このままでは光も魔もろとも世界が壊れること。
その均衡を取るため、魔側に「三十人分の重し」としてショウマを置きたいこと。

提案はこうだった。
絶滅させられた長命種族・ダークエルフの“空き枠”に魂を入れ、魔王軍に送り込む代わりに、三十人分の権限(スキル)を与える──。
正義にも善人ぶりにも、もう何の期待もないショウマの答えはひとつ。

「この世界では、“悪”でいい。悪として、全部ぶっ壊す側に回る」

こうして、世界に二度殺された少年は、
魔王軍のダークエルフとして、“光の使徒”になった元クラスメイトたちと戦うことになる。
歪んだ正義と、踏みにじられた悪の物語が始まる。
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