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花鳥風月

作者:慈雨
春、病院を抜け出した少女・千羽(ちは)は、夢に導かれるようにして見知らぬ町・青岬を訪れる。目的はただひとつ――“あの風”の記憶に触れること。

迷い込むように辿り着いた紅岬社(くれさきのやしろ)の鳥居の前で、千羽は見覚えのない少年・渚と出会う。言葉を交わす中で、千羽ははじめて“澪”がもうこの世にいないことを知らされる。抑え込んでいた痛みと向き合うように、千羽は澪との日々を思い出していく。

やがて、千羽の前に一羽の白い鳥が現れ、天竺葵の咲く御花地(みはなのち)へと彼女を導く。そこで待ち受けていたのは、風の巫女・楓と、“風に残された”澪の記憶――。

花のように儚く、風のように優しい記憶の中で、千羽は「さよなら」を、「ありがとう」に変える旅を始める。

――これは、鳥が空を忘れても。
風が花を連れてくる物語。
風の入り口
2025/05/12 03:44
鳥を追って
2025/05/12 04:04
御花地
2025/05/12 04:19
月の名前を呼ぶ
2025/05/12 04:38
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