コラッツ予想3(3)桁の急増急減現象
桁が伸びきった後、一気に縮む現象の理由がわかった。
以下は2の補数で話す。
-1になれば終了ということは、数列のなかで0が減少すればいい。
0が減る。
増えた桁以上に1が増える。
0が変わらなくても桁が減る。
桁が増えるのは末尾が01の場合である。
3倍して-1すると10になり、一桁だけ短くなる。
末尾が01になるように全ての1を末端に集める操作を毎回入れると、
中間の1は増えるので、桁が増えきった状態では
...11101111...11101
のように先頭と最後にだけ0が来る状態になる。
これは元の形であらわせば
1000...00011
この次の
11000...0101
が最長桁。
1の移動がなければ
1100...00011
の次の
100100...0101
次からは末尾が4桁、2桁と複数で減っていき、一気に短くなる。
補数の世界では、1が増え続け一杯になると急速に桁が減っていく。
3倍が1の個数を2倍にする操作であり、増えた1は結合してより上位へまとめられる。しかし、それでも1は限界まで増えると下位に1が現れて複数桁縮むことになる。