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異世界死霊使いのゾンビな日常  作者: ポタージュ
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転生


俺は死んだ。


俺はただ愛する人のために戦っただけなのに。


仕えていた国は滅びそして敵国に捕まった。


悪魔だの死神だの色々罵倒を受け、愛する者も目の前で殺された。


投獄されていたが、死霊魔法でゾンビを作りパンデミックを起こして脱出した。


敵国は滅びたが俺は全世界から狙われる身となりあっけなく捕まり最後は民衆の前で火あぶりにされて死んだ


 そう俺は死んだはずだ!だが何故か意識が戻った。


 どこか暗い闇の中、それでいて暖かい何かに包まれているような感覚。


 突如暗闇から光が差し俺は暗闇から持ち上げられる。


「オンギャーオンギャー」


?それが自分が出した物だと気づくのにしばらくかかった。


そこは明るくてぼんやりとしか見えない世界だった。


何やら言語のような物も聞こえるが全く分からない。


一旦落ち着いて検証したところどうやら俺は転生したみたいだ。


死霊使いが転生理論を出していたら前世ではそいつは大笑い物だ。


だがそれしか考え付かない。俺が今ある状況は。


...


俺がこの地球の日本に転生してから3年がたった。


ここは前世と違い魔法がなくカガクという魔法に似ているが遥かに高度な物で発展していた。


俺はこの3年間苦労の連続だった。はっきりと物が見えるようになるまで不確かな転生理論を考えて、周囲が見えるようになっても前世と全く違う世界に驚きの連続。


排泄物の世話という屈辱を味わい、自分で歩け話せるようになるまでここが異世界だという事にすらわからなかった。


 そして


「ユメちゃん!また勝手にパパ書斎に入ってー本を散らかしてるの?もう!ダメっていってるでしょ」


そう言って俺を抱える女性は、俺の母親。


「ユメちゃんは女の子なんだからママみたいにおしとやかにならなきゃいいお嫁さんになれないわよ」


「いっしょうケッコンなんてしない」


「もうそんなこと言ってー誰に似たのかしら」


そう俺は...女に転生していた。






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