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基礎知識確認。 1

異世界テンプレ馬車を助ける話

「あ、有難うございます。ロッパーがもう走れそうもなく本当に助かりました。


僕は、キロン商会番頭アグニと申します。


 マッドロブスターを、一人で討伐したことからも高名な方とお見受けしますが、番頭としてお恥ずかしいのですが全くあなた様の情報がございません。」


あのザリガニのロブスターだったのか・・・・つまり旨いかもしれないと意識が脱線しつつ

私は、名をロクスイといい旅人であることを告げる。


「ロクスイ様ですか。危険なグロー湿地を装備も付けずに凄まじい限りで御座います。お礼を差し上げたいのですが、手持ちが無く商会のある王都ダロまでお越しいただきたいのです。


 後折り入って頼みがあるのですが、ロッパーがもう全力で走れそうもなく

王都ダロまでの護衛をお願いいしたいのです。

勿論謝礼は、別途お支払いいたします。護衛費は、大銀貨二枚でどうでしょうか??」


 口から茶色の液体を垂れ流しているバッタを撫でながらアグニさんが、護衛の依頼をしてくる。

勿論報酬が、無くともついていくのだが手持ちが無いのは不味いので渡りに船ってやつである。

とりあえず相場が、全く判らず貨幣価値も判らないのでこの際聞いてしまう事にする。


 「相場ですか・・・ダロまで一日程の距離なので大体銀貨一枚ぐらいになると思います。

ダロに着き、もし相場より少ない様でしたら相場の倍お支払いしましょう。

ただロクスイ様の実力であれば本来何倍も払わなければならないところでしょうが・・・・」


 護衛費は、相場の倍を基準に考えているようだ。ただの旅人なのでその金額で問題ないと伝える


 「お気遣い有難うございます。貨幣価値は、ハファ王国銅貨で、パン一つ大銅貨、銀貨、大銀貨、金貨、大金貨、ミスリル貨の順番に大体10倍ずつ価値が上がっていきます。ミスリル貨に関してはミスリルの価値の変化を受けより高騰することも御座います」


ここの国は、ハファ王国という名のようだ。

ミスリルの話からすると金属の価値で貨幣価値は変動するようだが、パン一つ100円ぐらい

つまり二十万くらいくれるのか・・・・護衛費相場一日10万か高いと思ったが

巨大ロブスターが、出る湿地・・・・命の値段としてはそんなものかな


「ロッパーが、回復しだい出発します。申し訳ないのですが早く戻らなければならないのです。」


護衛もつけず危険な湿地を、抜けるほどの急用とは何なんだろうか・・・・・

お読みいただいて有難うございます

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