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重力鎧

「まぁ悪かったな。だが次は無いぞ。ワシは、ウォレン。ドワーフだ。そして孫の」


「エレスよ。楽しみにしてたのよ早く見せてほしいわ」


 よっぽど錬金術に、興味があるのだろう。凄いキラキラした目が、眩しい。では、早速始めよう。


「あんまり、デカい重力石だと動かせないから数で補っているぞ」


 それってどうやって採掘するんだろうか??一塊じゃなければ重くならないなら問題ないのか??適当に収納で纏めて錬金鍛冶を始める。【ホムンクルス】に、おいて錬金鍛冶は装備品を作るのに使われ素材と、鍛冶場を要求する。ゲームの仕様上仕方ないのだが使ってないのに鍛冶場の設備に依存し品質が変わり配備している鍛冶師も品質に影響する。王国で唯一の技術を持つウォレンさんが、いるこの場所なら最高の鎧が出来るはず


 地面に出した重力石が、一つになり凄まじい重力で私を押しつぶそうとする。液体の生物のように真っ黒な重力石が、身体を這う下から錬金で作られていき重力の影響が、少しずつ無くなっていく兜が錬成され視界が細い長方形の六つ穴に狭められる。一歩踏み出すと地面が凹む、可動域も問題ない近くにあった机が重力に引かれぺしゃんこに潰れる。そうか鎧だけじゃなく周囲にも重力がかかっている。触れるような範囲だけのようだが、普段使いは、無理だな。建物に入ったら床をぶち抜いて触れたものが部粉々になる・・あの机ってお幾らですかね??


「あんだけあった、重力石がその鎧になったのか??どうみても減ってるんだが圧縮でもされてんのか?いや机の弁償は、いいぜ良いもん見せてもらった」


「凄い凄い、錬金術じゃなかったけど本当に凄い、欲しいお爺ちゃん多分錬金系の特異なスキルだよ。文献でも見たことない自分の想った物に変化させるなんて・・・そんなスキルが・・・ゴホッ」


「エレスっやはり無理だったじゃ。寝ていなくては、済まんが失礼する」


 エレスさんが、血を吹いて倒れた。ウォレンさんが抱きかかえ奥に消えていく。しかしあの目は・・・

読んでくださり感謝です

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