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異世界を、初見RTAする羽目になった話3

何で800字迄で止まると思ったのだろうか。

無理矢理力で、ゲーム能力を通すという発言の重みに狼狽えつつ諦めて男を眺めていると


「しかし九頭君未だにウチのことメイシンって呼ばないね・・・まぁええけど姿なんて、その都度変わるからメイシンさんって呼んだほうがいいよー」


どうやらこのスキンヘッドの男は、仮の姿らしい何故こんな威圧感のある姿を選んでいるのか・・・・

強い要望があったしメイシンさんと呼ぼう・・・


「まぁ、ウチの真の姿は見たら九頭君速攻狂気から抜け出せなく代物やから気にせんといてなww

よいしょ・・・とりあえず練習用に弓出したから弓かわす練習しー」


メイシンさん、異形の神だったのかと戦慄していると

少し遠く30Mほどに弓が現れる、空中に浮かぶ弓が矢を番えている様は、かなり不気味だ。

弓の方に言われるがまま進むと矢が飛んでくる・・・・

そして刺さったヘッドショット

痛みはない、そして次の矢が番えられ私の頭に刺さる・・・・


「九頭君ぼーっとしててても練習ならんでぇ、しっかり弓見んとあかんよ。

もう九頭君は、身体能力も与えてるし加護も与えてるあの程度余裕やよ。

ゲームでの行動をイメージするんや。大概は加護が何とかサポートするで」


今度は、弓をしっかり見る。矢が現れ番われる・・

その時矢が飛んでくる映像が見える

【ホムンクルス】では、モンスターの動きをみて行動を予測し戦うのが基本であった。それを再現するためモーションから行動を予測する事が出来るようだ。

矢が飛んでくる予測通りの速度と狙い。

私は、ゲームでのローリング回避(前方回転)をイメージし躱す。矢は私を突き抜け地面に刺さる

タイミングが、判ればゲームで慣れた行為避けるのは簡単である、油断した私に矢が飛んでくる。

その矢をサイドステップで躱す。どう見ても普通だったら直撃だったが矢は私をすり抜ける。

ゲーム理解度が、そのまま力になるチートのようだ。ゲームの動きがそのまま出来るのは中々気持ちのいい


「九頭君どや案外使えるやろー回避は、戦闘で結構優位スキルやからものにしいやー

次は、武器のチュートリアルしよかー。でも全武器触ったら時間も掛かるし一つだけ。サービスで武器プレゼントするから堪忍してな」


豊富な【ホムンクルス】の武器一つだけ選ぶなら勿論ブーメランである。

多分同じ条件を提示されたらプレイヤー皆選ぶだろう。


「あかんで、九頭君ブーメランはダメやで、異世界に無いし使いたかったら向こうで作りや、他の浪漫あふれるギミック武器もあかんで」


ブースター付いてるからなぁ・・・・【ホムンクルス】のブーメラン

私は、愛用武器のギミックの豊富さを嘆き武器を思い浮かべるのであった・・・・




お読みいただき有難うございます。

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