表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
513/1300

何処よ

何処(どこ)で指導する気よ!?」

……………。

返事が無いわね。

ホントにキュー・ティーったら、何処でクモリィの指導をするのかしら?

「あら、ナノちゃん。ひとりで摂食中って事は、ニナルを撃退出来たのね?もしくは、不細工男との交渉が決裂したかのどちらかね」

空間から、ヌッタリとドラウトが湧いて出て言ったわ。

「不細工男との交渉は巧くいったわ。ニナルがあたしの配下として動いたし、そもそも不細工男とは利害が一致してるんだから。ただどうやってママに【うん】と言わせるかが問題なのよ」

ママとは利害が一致して無いんだから。

「ニナルの許婿(いいなづけ)騒ぎの時に、ナノちゃんは高みの見物人だったからなぁ……良くもまぁ、ニナルが味方についたものだ」

ヌメェッと空間から湧いて出たクモリィも言ったわ。

「失礼な!って、クモリィ、あんた、新人研修はどうしたのよ?」

今、キュー・ティーは新人の指導に行ったのよ?

その指導される新人のクモリィが、何でここに居るのかしら?

「クモリィ殿は、新人の研修なんか速攻で片付けて来わよ」

ドラウトが言ったわ。

「まぁ、有能なマスコットだからな」

そう言いながら、クモリィがふんぞりかえってるわ。

「キュー・ティーは?まさか、ニナル?」

訊いてみたわ。

指導員のキュー・ティーは何処に消えたのよ?

もしや使えないピンクのどぶねずみが、キュー・ティーをあんなに嫌がってたニナルの処に送り出したの!?

「はぁ?キューティーィィイイ??ニナルゥゥウウ??ナノちゃんは何を寝惚(ねとぼ)けた事をほざいているのかしら?自覚が無いのも大概にしてほしいわね。キューティーがニナルって、はぁっ!?」

ドラウトが吐き捨てる様に言いやがったわ!

「そうか、ドラウト達の件が心労になって、ナノちゃんは遂に御脳が可哀想な事に成ってしまったか。ドラウト、責任を持って介護をしろよ」

クモリィも失礼な事をほざいてやがるわ!

「誰が御脳が可哀想な美少女よ!!」

抗議よ、抗議!

「ナノちゃん。良く聴いて」

ドラウトが真剣な口調で言ったわ。

「な、何よ!?」

こっちから抗議したのよ?

(だぁれ)も、(だれ)ひとりとして、美少女とは言ってないわよ」

ピンクのどぶねずみが言ったわ。

「そう。百歩……いや一京歩譲って『【美】しさが【少】しもないし戸籍上だけでは【女】かもしれないし』と言う意味でも、(だんれ)も言ってない」

金色の(やから)まで言いやがったわ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ