506/1300
御脳よ
「やっぱり、ついに御脳が可哀想な事になっているのか。こんな良い男が面と向かってふってしまったからなぁ」
尾苜秋礼大先輩が、何か頷いてるわね?
御脳がって、あたしをディスってるでしょう!
「遅かれ早かれ、来るような気はしてたのよ。尾苜秋礼大先輩のせいじゃないわ。目を合わせたらマズイよね?ゆっくりと後ろ向きに行くわよ」
ニナルも、何か言って、パイプ椅子から立ち上がったわ。
まったく、何を考えてんのよ!
あたしの配下のくせに!
『あの超不細工2体はナノちゃんを【ついに、御脳の可哀想な人に成った】認定したわよ】』
キュー・ティーが知らせてくれたわ。
あたしも解ってる事を。
「誰が、御脳の可哀想な美少女よ!?」
一応、尾苜秋礼大先輩を睨み付けてあげたわ。
「サトリの化け物か!?」
尾苜秋礼大先輩が、ニナルに訊いたわ。
誰が化け物だ!
誰が!
「ここにも、首の上に飾りのカボチャをのせた奴が居たのね。あんた、御脳か可哀想なとか、しっかり声に出して言ってるから!あんたの大声が丸々聞こえてたに決まってるじゃない!」
そのとおりよ、ニナル。




