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海獣よ

「オルカ?」

訊いてみたわ。

「そう。オルカだ。狂暴なオルカも今や御マニア様の前では、借りてきたキビナゴのように温厚を装っている」

アディニウムが答えたわ。

でも、オルカが何かが判らないわ?

「装ってないよ、アディニウム兄さん。オルキヌス・オルカ君は心底御マニア様達には降参してるんだ。それに、オルキヌス・オルカ君の(あるじ)であるシメリィ殿が味方になったから、自動的にオルキヌス・オルカ君も味方になったんだ」

シュヴリルが口を挟んだわ。

判った事は、オルカが、どうも個人名……てか、ファミリーネームって事と、元々は凄く狂暴って事ね。

「そのオルキヌス・オルカ君は何の生き物?」

直球ので質問よ。

「だから、オルキヌス・オルカだよ」

シュヴリルが言う。

「オルキヌス・オルカって種族が有るのよ。ナノちゃんがファット・ヒューマノイドさんな様にサカマタ・ギャン君は、オルキヌス・オルカ君なの」

ドラウトの説明で、個別名がサカマタ・ギャンで、種族名がオルキヌス・オルカなのが、解ったわ。

やっと。

もう少し使える次元妖精にどぶねずみ一族もなってくれないかしら?

それから、もう1つ情報が有ったわね。

あたしがファット・ヒューマノイド?

前にブランシュネージュ達は、ラットタイプ次元妖精と地球のホシ・ヒューマンのミックスって聴いたけど、あたしもホシ・ヒューマンみたいに特別な存在だったの!?

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