表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
191/1300

緑何よ

「ナノちゃん!氏親とかの現状が判明したぞ!」

ソリスと地味色4匹のどぶねずみが、ヌルリと現れたわ。

このタイミングで。

ソリス達がもう一瞬遅く現れれば、その前にピンクのどぶねずみは、元ピンクのどぶねずみだった有機物に成ってたのに!

そう、ソリス達が現れたのは、あたしがドラウトの後ろ頭に向けてハンマーを振り上げた直後だったのよね。

つまり、ふりおろす直前ね。

「ソリス兄さん、シーンディル達も、どうだったの!?」

のほほんとドラウトが質問したわね。

こいつは、あたしをニナルと比べてたのよ!

あたしとニナルが同等な(あわ)れむべき存在みたいな言い方で!

憐れむべきなのは、ニナルだけなのに!

まぁ、良いわ。

ここは、ソリス達の報告を聴きましょう。

「で、どうしたのよ」

言いながら、あたしは、さりげなくハンマーをしたにおろしたわよ。

「あれは、氏親とシメリィ殿、プランジャーで間違いない」

ソリスが言う。

「太母シメリィとヒデリィ殿、プランジャーは高次元の(フォース)で、格上の存在へと一時的に昇華なされたんだ」

サンドリヨンが言うわ。

「それ誰からの情報よ?誰からの」

言ってみたわ。

「え?始祖様だよ」

アンジェヴェールが答えたわ。

始祖様?

「始祖様?って、氏親天父とか太母とかと同じく、あんた達の親とかを呼ぶ呼び方?」

訊いてみたわ。

「氏親と始祖様は違うわよ。氏親は僕達と同じラットタイプの次元妖精よ。だけど始祖様はGreenAbalone(グリーン・アバロン)なのよ。つまり全然別のタイプなのよ」

グリーンアバロン?

また、訳の解らないわ固有名詞をピンクのどぶねずみが出してきたわ。

グリーンは緑よね。

アバロンて何よ?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ