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粗末よ

どぶねずみ次元のでも、地球のでもないチェーンの素材ね。

ルイ達の変身には、やっぱり別の次元だか別の世界だかの高次元が、関わってるのかしら?

その高次元のキーワードを、無能などぶねずみにぶつけてみたら、回答があるかしら?

「ねぇ、ソマツって、知ってる?」

「ソマツ?あぁ、知ってるわよ。ナノちゃんのお家とかお食事や、お洋服なんかの事よね?この国の言語で書くと【粗品(そしな)】の【()】に【些末(さまつ)】の【(まつ)】よね。急に自宅の査定なんて、ナノちゃん何よ?」

頭の中身が【御粗末(おそまつ)】なピンクのどぶねずみに訊いた、あたしの選択が御粗末だったわ。

「それ、パパの前では絶対に言わないであげてよ。事実だとしても。とにかく、その粗末じゃ無くて、インフェルノスの方にはソマツって地域とか、国が在るのかと思って訊いたのよ。カオちゃんのスッポンの擬態を見て言った【メンド・イン・ソマツ】っていうのが、ひっかかってるのよね」

「メンド・イン・ソマツ?……女召し使いはソマツに入国してる……確かに、ソマツって国が気になるわ」

ドラウトの訳し方は、何か、違う気がするんだけど、ソマツを国名って訳してるから、あたしは何も言わないわ。

「でしょう?その国がインフェルノスにあれば、解決なんだけど」

あら、ドラウトがじっと視てるわね?

「はぁ……。ナノちゃん。いくら第一外国語の成績が、アヒルの行列でも、僕のジョークにくらい気が付いてよね。そんなだから、イズミさんが、第一外国語専門の家庭教師センターに問い合わせても、向こうにナノちゃんの成績を平均点近くまで上げるのを、確約出来ないって理由で御断りされるのの連続なのよ!?メンドインソマツってソマツ製って意味なのよ!?」

「そんなの知ってるわよ!!!」

「ナノちゃん。説明を聴いた直後なら、たとえニナルでも知ってるはずよ」

まったく、ムカつくどぶねずみね!!

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