表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
165/1300

太母よ

閃光が!

眩しい!

目が開けてられないわ!

何なのよ!?

「ハァッハッハッ!もう、逃げ場は……えっ!?……シンデル・ブランシュネージュ!?何でここに……あ!何なのよ!?ここ何処!?」

え?

いきなり、場違いな高笑いから、うろたえた声に変調?

今の声、誰!?

目を開けても、何かチカチカするわ!?

あ?

何でここに?

「……やすみおばちゃん!?」

「はっ?違います。ヘリオドール・サンデーじゃない……あなた、誰!?」

ペンダントライトの下に、突っ立っていたのは、一見やすみおばちゃんに見える……恥ずかしい姿の女の……えぇと……女の……人?

超ミニスカートに、タンクトップ。

ハイヒールに長い手袋。

全て、色は緑にラメ入り。

なんてセンスかしら!?

でも、やすみおばちゃんに見えるわ……あ、少し若くしたやすみおばちゃん……それも、ダイエットに大成功したバージョンのやすみおばちゃんに見える、恥ずかしい姿の女の人が立って居るわね。

「太母様が、何でここに!?」

プチポチャやすみおばちゃんもどきに……太母様にパールホワイトどぶねずみが、しがみついたて言ったわ。

「あ、サンドリヨンも、ブランシュネージュも、あぁ!4匹揃って!あんた達なにやってんのよ!?全然帰って来ないは、連絡も無いわ、連絡しても返事はないわ、私が訊きたいわよ!?」

サンドリヨン?

ブランシュネージュ?

さっきの、シンデルとの会話から考えると、シンデル達のセカンドネームが、サンドリヨンやら、ブランシュネージュみたいね。

て、事は、プチポチャやすみおばちゃんもどきは、シンデル達の関係者ね。

やすみおばちゃんをヘリオドールサンデーって、呼ぶところから考えると、ママの事を言ったらわかるわよね。

「すいません、ちょっと失礼します。あたし、水曜泉水の娘です」

やすみおばちゃんもどきの前で言って見たわ。

「え!?アクアマリン・ウッ!痛い痛い痛い!」

大きく目を見開く、やすみおばちゃんもどき……が、突然じたばたしたしたわ!?

「「し……シメリィ殿、確保!」」

あぁ!

グロッサリースと、ドラウトが次元ワイヤーをやすみおばちゃんもどき……シメリィの頚にまわして絞めてる!

ドラウト、それじゃ死んじゃうわよ!!

嫌よ!

あたしの御部屋で死なれるのは!!

他所でやってよ、他所で!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ