表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
150/1300

秘密よ

「Brain washing & Mind control!ごめんね」

突然、カオちゃんが舞い戻って来て叫んだわ。

「キュゥ」

ニナルが、立ち眩みみたいにへたりこんだわ。

「うぁぁ」

「おぉぉ」

「あぁぁ」

3人どすこいも。

ねぇ、すっぽん、やっぱりあたしも目眩をおこさないとダメなのよね?

『ぐお』

あら?

すっぽんも気絶したみたい。

「あれぇぇ!」

もう、自棄よ。

倒れてあげるわよ。

「どう?」

イクヨちゃんの声ね。

「上手くいったよ」

カオちゃんが答えてるわね。

「良かった。ナノは非常事態の時に、メンバーに誘おうと思ってるんだから」

あら、ルイ、あたし魔法美少女戦隊のリーダーなんだけど?

いいのかしら?

「ナノちゃんはイエローローズがピッタリよね。花言葉はなんだっけ?」

カオちゃんの声が段々小さく成って行くわ。

もうそろそろ、目を開けて大丈夫よね?

「んギャー!!」

また、とっちゃん坊やの気持ち悪い叫び声が響いたわ。

「うっ!変質者だ!」

「ナノちゃんには視せるな!」

「変質者には、天誅だ!」

3人どすこいが大騒ぎしてるわ。

「ギャァー!そんな粗末なのを(さら)してんじゃないわよ!愚兄貴がぁ!!」

ニナルも騒ぎ始めたわね。

「うっ?」

気が付いたふりをしないといけないわよね。

「ナノちゃん、大丈夫かい?」

目を開けて視ると、太どすこいの背中が視界いっぱいね。

あたしは今、背中に庇われてるのね。

あら?

何処かからサイレンの音が近付いて来るわね?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ