雛と特別クラス
「えーと…」
え?なに⁇Majo⁇
「あっ、その反応だとせんせーから聞いてない?」
「んじゃ、僕から説明しようか」
メガネの男子生徒が前に出てくる。
「ここ1年8組は生徒全員が魔女と関係がある」
「ふぇっ?」
いかんいかん!驚きすぎて変な声が出てしまった。
「まっ、このクラスの説明は終わりかな。
なんか、質問ある?」
「いっいえ何も…」
「んじゃ、よかった。席は…そこに座って」
指示された席は窓際の一番後ろだった。
おぉー!何て幸運!
「まっ、席なんてどこでもいいんだけどね」
メガネの男子生徒が言うと笑いがおきる。
ほぅ、あたしへの嫉妬か?
そんなことを考えながら席につく。
「んじゃ、先生はまだ来ないってことで自己紹介しまーす」
教室からブーイングが起こる。
「まずは深野から」
「無視かよ⁉︎」 教室中からツッコミがはいる。
「あーい。名前は深野 希。趣味はナンパかな?」
うわーチャれー。
茶髪にピアスそして袖まくりブレザー。
チャラいな〜。
「てかさ、まず委員長からするべきじゃね?」
そうだ!そうだ!と教室が一致団結する。
「わかったわかったから。自己紹介するから一回黙れ」
メガネの男子生徒が一歩前に出る。
「えー名前は荘司 光輝。学級委員長をしています」
あぁーそういう雰囲気出てるわー。
黒髪に黒縁メガネ…山さんとキャラかぶってね?
こんな感じで自己紹介とあたしの偏見的な感想が続きあたしの隣の席の子に順番がまわってきた。
「え〜と。吹原 雅です。好きなお菓子は棒付きキャンディで〜す」
なっなんだこの可愛い子は⁉︎ん?吹原?
どっかで聞いたことがあるな?
雅ちゃんが座ったあとあたしにこえをかけてきた。
「あの〜。お兄ちゃんがいつもお世話になってます」
「えっと…誰?」
「あっ、わたし吹原 煙の妹です」
「あぁー!煙さんの!」
うわー似てね〜。
「むっ!いま似てないと思いましたね?」
なぜばれた⁉︎
「いやいや〜はははは〜」
笑ってごまかす。
こうしてる間に自己紹介がおわったみたいだった。
「いや〜ごめんごめん」
ガラガラっと扉を開けて女の人が入ってくる。
「いや〜起きたら8時でさ〜。んでテレビ見てたら、朝ドラやってんじゃん?いや〜ついつい見ちゃって〜ごめん!」
誰? え?マジでダレ⁇
「えっとー編入生は?」
「もう紹介し終えましたよ。先生」
「さっすが学級委員長ー!」
バシンと顔を叩く。
「ぐはっ!」
普通背中じゃね?
委員長は倒れ伏している。
「んで、編入生。名前は?」
「はい。佐藤 雛です」
「オッケー。そんであたしは三船 紀子。このクラスの担任だからよろしく!」
「…え?」




