雛と狭山 その2
「狭山っていう名前は本名じゃないんだ」
「偽名ってことですか?」
「いや、それとも少し違うね。
あいつはね名無しなんだよ」
「名無しってなんですか?」
「それはまだ知らなくていいことだよ。
そして、あいつはね契約したのさ」
「契約って…魔女とですか?」
「あぁ、あいつもねMajoさ」
「Majo…」
「でもねただのMajoじゃないよあいつはね。普通Mjaoっていうのは魔女や魔獣の魂をたべるだろ?でも、あいつは違うんだよ。
あいつはね魂をたべて丸々と肥った自分の中の魔女を食べるんだよ」
「そんなこと、できるんですか?」
「できるはずないさ普通のMajoならね。
でも、何故かあいつにはできている。この意味がわかるかい?」
「普通じゃないってことですか?」
「あぁ、そうだよ。おそらくあれには人の手がかかってるよ」
「 人工的なMajoってことですか?」
「まぁ、言ってしまえばそういうことだね。わかったかい?これが狭山っていう人間さ」
「で、この話を聞いたあたしに何をしろって言うんですか?」
「狭山の殺害ただそれだけだよ」
「殺害…」
「あんたがこの話を聞いたあとでやめたいなんて言ったってもう手遅れなんだからしっかりやんな。さて、あとは戻っていいよ」
部屋に入ってベッドに倒れこむ。
「んーMajoねぇー」
誰かを殺すなんて考えてなかった。
しかも、山さんがやられたってことは相当強い。
「んー寝るか」
まぁ、いいや明日考えよう。




