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みんなに私を忘れられたら

作者: りそらんぬ。

こんにちは!読んでくださりありがとうございます。作者のりそらんぬ。と申します。

この度、みんなの記憶から自分のことの記憶がなくなってしまったら?という小説です。すぐ思いついて、久しぶりに小説書きたくなったので、書いてみました。是非、本編を読んでみてくださいっ!

私は川口 桜。

クラスではいつも真ん中の存在って感じのような、まぁ…結構知られてる人だ。


今日、昼休みの時クラスメイトの美希と、友達のゆなと話しててふと思った。


“もし、私のことをみんな忘れたらどうなるんだろう…”


ってね。でも、美希にも、さつきにも、家族にも私のことを忘れられると思うと心が痛む。



でも、その日はいきなり来てしまった。




学校が終わって、帰宅中。信号が青なのを確認し、信号機を渡った。その途端『ピーッピ』という車のクラクションの音がなった。


それからは覚えていない。



私は気づいたらあるところにいた。いつも寝ている自分のベットだ。


轢かれたことを夢だと思いながら、2階にある自分の部屋をあとにして、1階のリビングへ行く。


妹の陽菜のご飯だけ用意されていて、私の分はない。


「お母さん、私の分は?」と聞くと、

お母さんはびっくりした表情をして「あなた…誰なのよ」と言う。

お父さんも、びっくりした表情をして「君は誰?」と言う。

私のことを察したのか、妹が「私の友達。ずっと外国にいて、昨日帰ってきたけど、まだ家が決まってないから泊まらせてって、急遽止まらせることになって…」と言う。


お母さんもお父さんも納得したような感じで、色々と質問されるが、私は家族の一員だよ…。なんで記憶がないのだろうと、疑問に思いながら、妹の洋服を借りる。


そうだ、美希とさつきは流石にわかるよね?と思い、家に行く。



美希の家。

久しぶりだ…なんとなく懐かしさがある。

ぴんぽんを押して、少し待った後、美希が出てきた。でも、「あなた…誰?」と言われる。一緒にいたさつきにも同じようなことを言われた。



私があんなことを考えちゃったからだ…と思うが、なぜみんな私の記憶が全部ないのだろう、、、


急に心臓が痛くなった。ナイフで切られたかのように。


そして、私はその痛みと同時に倒れた。


気づいたら知らない、お花畑に来ていた。そっか、私轢かれて死んだんだ。


モニターに映る家族や友達はみんな涙を流している。私の遺体は無残な姿になっている。ごめんね、みんな置いてって。


私のことは絶対に忘れないでね。

主人公は天国というより、三途の川にて、自分の死を認めました。

主人公の体感ではたった3時間ほどの時間が、現実では49日だったというような感じです。

このあと、主人公は三途の川を渡り、友達や家族が来るのを待つような設定です。

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